最終更新:2018年12月27日 |
|
日本台湾学会定例研究会 歴史・経済・政治部会 第133-136回 |
|
|
|
第136回 | |
日時 | 2019年1月26日(土) 14:00~17:30 |
言語 | 日本語・中国語、同時通訳あり |
プログラム | 国際ワークショップ「中国の対台湾・香港工作-その実態と影響力」 モデレーター:森聡(法政大学) 第一部:中国のインド太平洋地域における影響力-最前線としての香港 報告:方志恒(香港・香港教育大学)「中国のインド・太平洋地域における影響力の分析モデル」 報告:張廖年仲(台湾・中央研究院)「中国の対香港統一戦線工作」 報告:倉田徹(立教大学)「中国のシャープ・パワーと香港」 討論:森聡(法政大学)、福田円(法政大学) 第二部 中国の対台湾統一戦線工作-歴史と現状 報告:鍾延麟(台湾・政治大学)「中国共産党の統一戦線工作史-彭真の役割を中心に」 報告:蔡文軒(台湾・中央研究院)「中国の対台湾統一戦線工作-台湾選挙の操作を事例として」 討論:松田康博(東京大学)・熊倉潤(アジア経済研究所) 題目:中美戰略競爭下的兩岸關係(米中戦略的競争下の中台関係) |
言語 | 日本語・中国語、同時通訳あり |
概要 | 近年、中国の「シャープパワー」が国際秩序や地域秩序に与える影響が注目を集めています。香港や台湾は「統一戦線工作」というかたちで、以前より中国による「シャープパワー」の最前線に立たされてきた地域であり、近年それらの影響力はさらに増大しつつあると考えられています。本ワークショップにおいては、こうした中国の対香港・台湾工作の実態に迫った上で、それらが香港、台湾、そしてインド太平洋地域のガバナンスやアイデンティティに与える影響について議論したいと考えています。 |
主催 | 法政大学現代法研究所「現代国際秩序における正当性の相克」プロジェクト |
共催 | 財団法人日本台湾交流協会・共同研究助成事業 科学研究費補助金・若手(B)「一つの中国」コンセンサスと「平和統一」の連関(研究代表者:福田円) |
第135回 | |
日時 | 2019年1月25日(金) 18:20~20:20 |
場所 | 早稲田大学3号館3階306室 |
題目 | 2018年台湾統一地方選挙の分析 |
報告者 | 小笠原欣幸(東京外国語大学) |
コメンテータ | 松田康博(東京大学) |
司会 | 若林正丈(早稲田大学) |
共催 | 早稲田大学台湾研究所,早稲田大学東アジアの政治と思想研究部会、科研基盤A(松田康博代表) |
概要 | 民進党大敗の原因を報告し,2020年総統選挙および中台関係への影響を検討する。 |
第134回 | |
日時 | 2019年1月18日(金) 12:30~15:00 |
場所 | 東京大学東洋文化研究所3階大会議室 |
題目 | 中華民国外交からの変容と台湾外交の形成 |
報告者 | 清水麗(東京大学) |
コメンテータ | 川島真(東京大学) |
司会 | 松田康博(東京大学) |
共催 | 東京大学東洋文化研究所付属東洋学研究情報センター、科研基盤A(松田康博代表) |
概要 | 1949年に台湾に渡った後の中華民国政府は、70年代の国際的孤立状況を迎えても、形式上および表面上は中国の正統政府としての外交原則を大きく変更しなかった。しかし、その実際の外交行動様式は変化する。台湾国内での大きな変動や政治的衝突を抑制しながら、国際空間のなかで台湾としての活動空間を作り上げることになった、その外交実践にみられる思考・行動様式とはどのようなものだったのか。そして、その具体的な外交の実践の積み重ねの結果として、台湾として存在空間を確保しただけではなく、台湾としての認知を求める「台湾外交」へと変容する。本報告では、90年代以降に明確に現れる外交の枠組みの変化に先立って生じてきた実質的な行動様式の変化、いわば台湾外交の起源といえる歴史的過程について、一つの試論を展開する。 |
第133回 | |
日時 | 2018年12月11日(火) 18:00~19:30 |
場所 | 東京大学東洋文化研究所3F大会議室 |
題目 | 中美戰略競爭下的兩岸關係(米中戦略的競争下の中台関係) |
報告者 | 邱坤玄(国立政治大学名誉教授・元国家安全会議諮詢委員) |
コメンテータ | 松田康博(東京大学) |
司会 | 福田円(法政大学) |
使用言語 | 中国語(質疑応答は日本語/中国語の通訳サポートあり) |
共催 | 東京大学東洋文化研究所、科研基盤A(代表:松田康博) |
概要 | 川普總統上台之後,在「美國優先」的口號下,矢志要讓美國再度偉大。2017年12月美國「國家安全戰略」報告中,將中國大陸列在俄羅斯之前的首要威脅來源,並且將其定位為「修正主義國大國」,並且指控中共採取技術、宣傳和脅迫等方式,企圖塑造一個與美國利益和價值觀對立的世界。而美國內部強硬的現實主義者,批評中共的軍事與強勢的外交行為,自由主義者則批判大陸緊縮內部的政治控制,兩者結合使中共成為美國的戰略競爭者與修正主義者,危及了美國的國家利益。因此中美兩國關係的惡化與對立可能是長期性的。台灣在此兩強對立與競爭的過程中,要採取抗衡或是扈從的策略,還是尋求第三條路徑的可能,是本次演講主要探討的議題。 |
|
|
定例研究会トップに戻る |