定例研究会 歴史・政治・経済部会


 

第1回

 

日時 1998年7月14日(火) 13:00-15:10
場所 法政大学市ヶ谷キャンパス 80年館7階大会議室
報告者 松田 康博 氏(防衛庁防衛研究所)
テーマ 「台湾の政軍関係–1950年代を中心に」
開催記録 1998年7月14日、第1回日本台湾学会定例研究会(歴史・経済・政治部会)が法政大学市ヶ谷キャンパス 80年館7階大会議室にて行われた。報告者は本会暫定理事でもある防衛庁防衛研究所の松田康博氏。テーマは「台湾の政軍関係–1950年代を中心に–」。研究会には若林正丈暫定理事長、張士陽暫定理事、塚本元暫定理事(定例研究会担当)他、若手研究者・大学院生を中心に内外の11名が参加した。報告のレジメは以下のとおりである。「台湾の政軍関係–1950年代を中心に–」1.はじめに(1)単線的発展論(2)政軍関係の3類型(3)先行研究・関連研究(4)一次資料と資料の所在(5)本報告の問題関心2.大陸時代の政軍関係(1)建軍・北伐統一時期(1924-28)(2)南京政府時期(1928-37)(3)抗日戦争時期(1937-45)(4)国共闘争・内戦時期(1945-49)3.台湾時期の政軍関係–1950年代を中心に–(1)撤退と政軍関係(2)「国軍政治工作綱領」の制定(3)「国軍政治工作綱領」の内容(4)「特種党部」の設立(5)軍令系統・政工系統・特種党部系統の関係(6)政工幹部学校の設立(7)「現職軍官仮退役制度」と「主管官任期制度」4.おわりに