日本台湾学会
第25回学術大会分科会プログラム

日程:2023年 5 月28日(日)

会場:名古屋市立大学滝子(山の畑)キャンパス2号館+Webexオンライン配信​

教室

207教室

208教室

209教室

201教室

第Ⅰ部 9:30-11:20

◇第1分科会(歴史学) 1セッション企画

「描かれた」台湾鉄道/「描かれなかった」台湾鉄道:台湾交通をめぐる美術表象史

◎企画責任者:松葉隼(早稲田大学)

◎座長:駒込武(京都大学)

◎報告:

・松葉隼(早稲田大学)

「台湾の交通をめぐる宣伝と美術:「イメージ」構築戦略をめぐる異同」 

・福田栞(一橋大学・院生)

「日本統治期台湾における「鉄道美術」をめぐる一考察」 

◎コメンテーター:三澤真美恵(日本大学)、鈴木恵可(中央研究院)

◇第2分科会(宗教学・歴史社会学)

自由論題

◎座長:北村嘉恵(北海道大学)

◎報告:

・陳宣聿(大谷大学)

「台湾における胎児生命尊重運動の展開-カトリック系プロライフ団体の動きを軸に」

・野嶋剛(大東文化大学)

「桃園神社再建をめぐる1985年の論争と保存決定のプロセス―過渡期の台湾における2つのナショナリズムの相克」

◎コメンテーター:岡田紅理子(ノートルダム清心女子大学)、角南聡一郎(神奈川大学)

◇第3分科会(文学)

自由論題

◎座長:豊田周子(名城大学)

◎報告:

・謝惠貞(文藻外語大学)

「在日台湾人作家李琴峰『彼岸花が咲く島』研究―方法としてのクレオールと政治的寓話」

・和泉司(豊橋技術科学大学)

「戦後日本語ミステリー小説における「台湾」―海渡英祐「極東特派員」(1961)を検討する 」

◎コメンテーター:三須祐介(立命館大学)、張文菁(愛知県立大学)

第Ⅱ部 12:30-14:20

◇第4分科会(歴史学) 2セッション企画

1920-1930年代植民地台湾メディアにおける情報流通構造と表現スタイルの受容

◎企画責任者:許時嘉(山形大学)

◎座長:陳培豊(中央研究院)

◎報告:

・許時嘉(山形大学)

「『台湾民報』における日本語新聞の転載と翻訳:王敏川の翻訳活動を中心に」 

・荘勝全(中央研究院)

「地政学的な変化における情報伝達の実態:『台湾新民報』の中国報道記事を例として」

◎コメンテーター:松田京子(南山大学)

◇第5分科会(文学・映画)

自由論題

◎座長:唐顥芸(同志社大学)

◎報告:

・伊蒙楽(一橋大学・院生)

「鍾理和の1950年代作品に関する考察―台湾人作家による中国叙述の一例として 」 

・呉穎濤(大阪大学・院生)

「『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』における越境する間テクスト性と抒情―師弟伝承とその表象をめぐって」 

◎コメンテーター:澤井律之(京都光華女子大学)、小笠原淳(熊本学園大学)

◇第6分科会(文学・人類学)

自由論題

◎座長:宮岡真央子(福岡大学)

◎報告

・清水美里(名桜大学)

「台湾人ホステスを描く揺れ―吉田修一『路』を事例に」

・沼崎一郎(東北大学)

「リービ英雄における「家」と「故郷」―現代日本語小説の中の「台湾」と「日本」(3)」

◎コメンテーター:趙偵宇(南山大学)、木村自(立教大学)

◇第7分科会(農村計画学)

自由論題

◎座長:堀内義隆(三重大学)

◎報告:

・佐々木孝子(早稲田大学)

「社区発展協会会員のパーソナルネットワークに関する研究」

◎コメンテーター:菅野敦志(共立女子大学)

第Ⅲ部 14:40-16:30

◇第8分科会(歴史学) 2セッション企画

1920-1930年代植民地台湾メディアにおける情報流通構造と表現スタイルの受容

◎企画責任者:許時嘉(山形大学)

◎座長:陳培豊(中央研究院)

◎報告:

・陳偉智(中央研究院)

「上海行きの「黒猫・黒犬」:陳炳煌と『鶏籠生漫画集』」

◎コメンテーター:城山拓也(東北学院大学)

◇第9分科会(文学・芸術) 1セッション企画

写真学・建築学の視点から読む『孽子』とその背景

◎企画責任者:垂水千恵(横浜国立大学)

◎座長:垂水千恵(横浜国立大学)

◎報告:

・寺田健人(横浜国立大学・院生)

「『孽子』における写真の効果とその意味―共同体と写真実践の観点から」

・中村遥(横浜国立大学・院生)

「日本統治時代の建築・都市論から読む『孽子』」

◎コメンテーター:王睿姸(北京大学・院生)、八木はるな(中央大学)

◇第10分科会(文化史・文学)

自由論題

◎座長:冨田哲(淡江大学)

◎報告:

・鈴木恵可(中央研究院)、マグダレナ・コウオジェイ(東洋英和女学院大学)

「呉天華(1911-1987)・小嶋久子(1921-2011)夫妻の画業とその人生―台湾と日本の美術史をつなぐ」

・呂美親(国立台湾師範大学)

「戒厳令解除前後における台湾語詩の「政治」および「郷土」:鄭良偉編『台語詩六家選』を中心として」

◎コメンテーター:羽田ジェシカ(福岡大学)、林初梅(大阪大学)

◇第11分科会(政治学・経営学)

自由論題

◎座長:清水麗(麗澤大学)

◎報告

・五十嵐隆幸(防衛研究所)

「中国の「デジタル権威主義」に立ち向かう台湾―「デジタル民主主義」モデルケースの創造」

・川上桃子(アジア経済研究所)

「台湾の企業経営にみる女性の不在・偏在の産業史的考察―半導体産業と銀行業の比較分析」

◎コメンテーター:松本充豊(京都女子大学)、赤羽淳(中央大学)