日本台湾学会報

第26号 2024年6月

 

 

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目次  
大会シンポジウム  
 

交通からみたモノづくり

やまだ あつし 1  
  高度経済成長初期台湾鉄道の車両系統と構造の変化 蔡 龍保 4  
  OEM から隠れたチャンピオンへ――戦後台湾自転車産業の発展史―― 謝 斐宇
やまだ あつし訳
14  
  戦後台湾の航空機産業――部品サプライヤーへの道―― 大石 恵 24  
論説    
  台湾の企業経営にみる女性の不在および偏在の産業史的考察
――半導体産業と銀行業の事例分析による探索――
川上 桃子 32  
  トランスナショナルな視点からみた台湾と日本の近現代美術史
——日台夫妻の油絵画家・呉天華と小嶋久子の画業と人生を事例に——
鈴木 恵可
マグダレナ・コウオジェイ
53  
  植民地経験の動態性を掴むために
——日本統治期インフラの歴史性への人類学アプローチ——
渡邊 泰輔 80  
  在日台湾人作家李琴峰『彼岸花が咲く島』研究
——アンチ国民国家論の政治的寓話——
謝 惠貞 101  
  『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』における越境する間テクスト性
——劇中劇「張生煮海」の物語の形成と系譜に着目して——
呉 穎濤 124  
  中華民国のアジア地域経済協力構想(1956 年―1962 年) 森 巧 146  
書評 166  
エッセイ 台湾研究を始めるということ 呉 密察
天神祐子 訳

197