最終更新:2011年2月1日
第1期理事会組織
日本台湾学会第1期運営組織 | |
理事長 |
若林正丈(東京大学) |
理事 | 石田浩(関西大学),黄英哲(愛知大学),川島真(北海道大学),駒込武(京都大学),佐藤幸人(アジア経済研究所),張士陽(東京大学),塚本元(法政大学),藤井省三(東京大学),松田康博(防衛研究所),若林正丈 |
常任理事 | 佐藤幸人(会報編集担当),張士陽(会計財務担当),塚本元(定例研究会担当),藤井省三(学会賞担当=予定),松田康博(総務担当) |
幹事 | 沼崎一郎(東北大学),三田裕次(台湾史研究家),下村作次郎(天理大学),川上桃子(アジア経済研究所、常任理事会列席),浅野豊美(中京大学),笠原政治(横浜国立大学),植野弘子(茨城大学),朝元照雄(九州産業大学),呉密察(台湾・台湾大学),呉文星(台湾・台湾師範大学),陳萬益(台湾・清華大学),林成蔚(北海道大学) |
会計監査 | 春山明哲(国会図書館),三尾裕子(東京外国語大学) |
選挙管理委員 | 河原功(成渓高校),川上桃子,山本真(明海大学) |
ニュースレター編集 | 川島真 |
戦後台湾関係研究文献目録事業部会委員 | 川島真,やまだあつし,岡本真希子,浅野豊美,清水麗,林成蔚 |
ホームページ・ウェブマスター | 林成蔚 |
事務局員 | 笹川美奈子(毎週水曜日出勤) |
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第1期理事会議事録
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理事会 | 第1回会議(1999年4月24日) |
常任理事会 | 第11回会議(2001年3月10日) 第10回会議(2001年1月20日) 第9回会議(2000年12月9日) 第8回会議(2000年7月8日) 第7回会議(2000年4月1日) 第6回会議(2000年3月4日) 第5回会議(2000年1月8日) 第4回会議(1999年11月6日) 第3回会議(1999年9月18日) 第2回会議(1999年6月19日) 第1回会議(1999年5月22日) |
【日本台湾学会暫定理事会・第1期理事会引継ぎ 及び第1期理事会第1回会議議事録】 |
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日時・場所:1999年4月24日・東大駒場8号館 出席者:石田浩、川島真、黄英哲、佐藤幸人、張士陽、藤井省三、松田康博、若林正丈、(旧理事)沼崎一郎、三田裕次 欠席者(委任):駒込武、塚本元 幹事列席者:なし 司会:若林正丈 記録:松田康博 1.理事選挙の説明 若林暫定理事長:3月に行われた理事選挙は、選挙規定上5名連記となっていたにもかかわらず10名連記で実施してしまった。また実施時期は「総会の 3ヵ月前に行う」となっているが、これは現実には困難であり、厳密に言えば、今回の理事選挙の過程には瑕疵があった。ただし再選挙による不利益のほうが大きいと考えて、暫定理事長が自分の責任で、あの選挙結果に基づいてことを進めることを決断し、今日にいたった。会員総会で、以上の判断を理事長が述べ、お詫びをし、会員総会に追認してもらう。ということを前回の暫定常任理事会でも認めてもらった。承認。 2.理事長選挙 石田理事より、若林理事を理事長に推薦。全員異議なく当選。 3.常任理事・幹事 若林理事長より、以下の5名の常任理事を推薦。佐藤幸人、張士陽、塚本元、藤井省三、松田康博、若林正丈。異議なく通過。 若林理事長より、11名の幹事名簿を提起。地方性や研究領域なども考慮して選定。台湾の代表者も必要。 石田理事より、規約上の「若干名」にしては多すぎないのか、との異議あり。台湾を除き、若干減らして、?名に委嘱を打診することとする。 会計監査候補:波形昭一、三尾裕子 選挙管理委員候補:河原功(ペンディング) 4.事務局体制 若林研究室を事務局とすることで承認。日本学会事務センターに学会事務を頼むのは、財政上もう少し会員が増えてからのほうがよい。 5.事務局報告 賛助会員名簿回覧:名簿非公開を希望する賛助会員がいるための者がいるため一部の名簿は回収。 賛助会員に、「今年もよろしくお願いします」という主旨のレターを出す。 昨年は台湾の日僑工商会で講演をして、賛助会員のお願いをしたことがある。今後も各理事で賛助会員の開拓に勤められたし。 6.学術大会のプログラム プログラムはほぼ確定。 学術大会は特別会計とする。そうしないと会計処理が混乱する可能性あるため。 交流協会から1,002,100円の助成金が出る。日本台湾学会から領収書と論文集を提出することになっている。プログラムに「交流協会後援」を明記し、理事長に総会ないし後援会の前後のどこかでご挨拶をいただく。 7.HP・ニューズレター 三田前理事から送られている日本で発行台湾関係図書の目録は、昨年秋からHPに掲載し、順次改訂している。1993年までは容易にさかのぼって掲載することができるため、今後状況を見て載せることも検討。川島理事:ニューズレター第2号を4月26日に発送予定。選挙特集を組み、全16頁で第1号の2倍の量となった。 8.会報第1号 大会で渡せるようにしたいが、会員かどうかチェックするのはかなり困難。やはり全員郵送するほうが現実的である。 9.定例研究会 塚本理事よりファクス:これまで3回実施済み。4月24日に第4回定例研究会として第1回目の修士論文発表会をやった。第5回定例研究会は、5月22日に2回目の修士論文発表会を行う予定。 関西部会として、関東の定例研究会とジョイントする形でやるのも検討。既存の活動を「日本台湾学会関西研究大会」や「日本台湾学会関西定例研究会」としてもいい。とりあえずは関西の活動はHPに載せることとする。 これまではメールとファクスで定例研究会の案内を出していたが、両方とも200人を超える人間に同時に通知を送るには適さないメディアであると判明。今後は研究会の通知には葉書を使うこととする。 10.文献目録作成経費(概算) 3年計画とし、川島理事が主担当。将来的には出版も考えるが、まずデータベース化してHPに掲載する。 暫定常任理事会としては、昨年度50万円を支出済み。今年度から来年度にかけて50万円ずつ支出し、全部で150万円の予定。 まずは会員の業績リストをおくってもらう。未公刊の博士論文なども載せるようにしたい。また、個人で作った文献目録を提供してもらう。作ってみて完成度が高いようなら出版をする。ネット上でどう公開していくか等、ノウハウ入手を考えている。初年度は入力用パソコン購入、年に1回担当者が集まるための交通費等の費用を計上した。99年度は有るものをひたすら打ち込む。メールで送ってもらえるようにアドレスを開く予定。 データベースソフトはアクセスかエクセルの方がいい。フォントや外字はどうするか等という問題も未解決である。将来的には広告をいれたり、集金するなども考える。入会の通知に目録作成の協力を呼びかける紙を入れるとよい。 11.暫定理事会財務報告・承認 (1)準備委員会決算は、すでにニューズレター2号で掲載されている。 (2)98年度決算報告(案)は理事会では承認された。大会での承認を請うこととする。 年度の収入の期限をいつとするかがこれまで未定だったが、今後は1月31日までとし、今年は99年12月31日でしめる。 余剰金は次年度に繰入とする。 ニュースレターや会報等のように、間違いなく執行されるはずの見込み会計(まだ決済されていない費目)はどうするか、という問題だが、「見込み」を「未払い」と言う形に直して処理するとよい。承認。 (3)99年度予算案 年会費収入:見込みで前年度の90‐95%とし、年会費は5,000円で計算した。賛助会員も控えめに見積もった。 会議費:交通費も含めた弁当代を、1人1回につき1,000円を上限として支出。 寄付:「現代台湾研究会」のお金が寄付されることとなった。 研究会通知:葉書代を6万円通信費を増やすこととする。 会報の発送は印刷所からの郵送とし、手違いが起こらないよう大会での手渡しはやめる。 12.2000年度の学術大会 本来なら新理事会で話すべき議題だが、会場を押さえる時間的余裕がなかったため、とりあえず来年の6月3日(土)に東京大学の山上会館で行うことを決定。今年度中に2001年度の学術大会の話も進めたい。 理事会が全て引き受けるのではなく、実行委員会を別に作るとやりやすいし、当番校制度を導入できると理想的である。大会予算に関しては、アルバイト予算を1,000円×15くらい追加することとする。 13.規約・選挙規定改正案 規約:年会費は、当初毎年学術大会を開催するつもりがなかったため、3,000円にしていたが、現在では学術大会を毎年開催する方向にあり、 3,000円では足りない。このため、規約を「会費5,000円(大学院在学の場合は3,000円)」と改正する案を提出する。電子メール会員の構想は、取りやめとする。 選挙規定:「3ヶ月前に行う」をより現実的な「3ヶ月以前に行う」に改正する案を提起する。「5名連記」に関しては検討の余地あり。 今年の総会で集めるのは、会場費、懇親会費、会費である。領収書を準備すること。 14.新入会員 HPにアクセスしたが、会員に知り合いがいない人が2人おり、自己紹介の文章書いてもらった。その文章を理事会で審査。計6名全員承認。現在合計233名。 15.日本台湾学会賞 藤井理事:原則として会報掲載の論文の中から、3領域各1篇ずつ賞を出すこととしたい。学会賞があると会員の業績拡大に貢献することができる。冠をつけた賞をつくるかどうかは検討の余地あり。特に大量の寄付があった場合などは、その利子で運営することができる。この点は一応提案をしただけであり、今後常任理事会できちんとつめる必要あり。また受賞候補者選定に関して、意見の対立があった場合どうするか、また選考委員会をどうやってきめるか等も検討する必要がある。これは継続審議とする。 |
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【第1期理事会常任理事会第11回会議議事録】 |
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日 時:2001年年3月10日(土) 16:30~ 場 所:東大駒場8号館306号室 出欠確認:常任理事 若林正丈、藤井省三、張士陽、佐藤幸人、塚本元 松田康博委任状 幹事: 川上桃子 司会:若林 記録:山﨑 第10回会議議事録確認 Ⅰ.報告事項 1.理事長・事務局(若林理事長より) ・会員名簿データベース移管作業(「筆自慢」→「Access」)について→データ入力が終了し、データベース運用のノウハウを事務局の笹川さんに講習中 ・台湾学会賞について→若林理事長が前文を作文し、受賞者に通知済み ・学会ホームページのサーバ移転(東大→国立情報学研究所)について→申請手続きが終了し、現在審査中。 ・第4回学術大会実行委員会の組織について→黄英哲理事より連絡あり。名古屋で第4回学術大会の実行委員会の打ち合わせを開催し、役割分担を決定したとのこと。黄理事の在外研究中の実行委員長代理に浅野豊美幹事、企画担当に松田京子会員、会計担当にやまだあつし会員。 ・会誌第四号について交流協会から出版補助がもらえる可能性がでた、と理事長から報告。 2.選挙管理委員会(川上担当幹事より。附属の日本台湾学会選挙管理委員会作成「日本台湾学会理事選挙結果について」及び「日本台湾学会第1期理事当選のお知らせ」参照) ・川上幹事(選挙管理委員会委員)から、附属文書のとおり選挙結果の報告があった。99票の有効得票(会員数287名、投票数103 票)により、次の15名が第二期理事会の理事に当選した。石田浩、笠原政治、川上桃子、川島真、河原功、黄英哲、駒込武、呉密察、佐藤幸人、張士陽、塚本元、春山明哲、藤井省三、松田康博、若林正丈(アイウエオ順) ・この報告を受けて、常任理事会では、「日本台湾学会第1期理事当選のお知らせ」(第1期理事会選挙の際、理事当選者に送付した当選通知)を適宜修正して、第二期理事会当選者に送付する当選通知を作成した。 ・台湾在住の理事当選者が理事会に参加するために来日する際には、エコノミーペックス料金相当の航空券代を支給することが決定された。 3.企画委員長(塚本理事より。松田理事作成「日本台湾学会優秀論文表彰状見積もり」参照) ・松田理事作成による、表彰状の見積もりを検討。表彰状の大きさはA4版とする。文面については、さらに検討を加える。 4.財務(張理事より) 議題を参照 5.編集(佐藤理事より) ・再審査の論文(1本)については、執筆者の体調上の理由により、第3号への掲載は辞退するとのこと。 6.学会賞委員会(藤井理事より) 特になし 7.地震寄付の処理(藤井理事より) ・30万円を既に振込み済み。領収書については、台北駐日経済文化代表処が支給を受けた学生に提出を求めているとのこと。 8.その他 * 定例研究会関係について(塚本担当理事より) * 3月6日に本年度最後の定例研究会を開催。 * 2001年度の定例研究会については、さしあたり4月14日及び5月(19日?)に、修士論文発表会を開催する。4月開催分については、和泉司氏(慶應大学大学院)と康文皇氏(東京外国語大学大学院)に、5月開催分については、張文薫氏(東京大学大学院)と陳文松氏(東京大学大学院)に依頼する予定。 Ⅱ.議題 1.入退会申請関連 ・退会申請(1件)を処理。 ・入会申請(1件)については、申請書類に不備があるため、事務局より再度問い合わせを行う。 2.2000年度決算案・2001年度予算案(附属の張士陽理事作成の「日本台湾学会2000年度決算案」、「日本台湾学会2001年度予算案」、「日本台湾学会第三回学術大会予算案」参照) ・張士陽担当理事作成の決算案・予算案・学術大会予算案の内容を確認し、適宜修正を加えた。また、今後生じる必要な追加・修正については張理事に一任し、4月14日の第二期第1回理事会に提出する。 3.会誌第三号編集関係 特になし 4.2002年度大会開催場関係 特になし 5.財政困難への対応に関する理事アンケートについて(附属文書参照) ・担当の松田理事からのアンケート結果の報告を受け、これを検討。支出を削減する方向は難しいので、収入を増やす方向を主に検討した。提出された案としては、 (1)本年6月頃から、第二期理事の当選者のうち数名が渡台するので、これを機に台北支部を設立し、現地での会員(新聞社特派員など)確保したり、パネル・ディスカッションや講演会を開催したりするなどして、学会の収入を増やす。 (2)黄英哲理事より、東海地区(名古屋)で賛助会員を集める事が可能との申し入れがあったので、本件について黄理事に依頼する (3)賛助会員となっている書店から会誌に広告をだしてもらう。 6.2001年度大会プログラム案および開催までの段取り(附属の塚本理事作成の「日本台湾学会第三回学術大会プログラム(案)」参照) ・塚本担当理事(第三回学術大会企画委員長)より、常任理事会による要請を受けて松田理事が学術大会企画委員会に提出した分科会企画「1950年代の台湾・中国関係」が企画委員会による審査を経て採用となった旨、報告があった。これをうけて、常任理事会では同企画を第三回学術大会のプログラムに追加する事を承認した。 ・塚本理事作成による「プログラム(案)」を検討。文化・文学分科会(A)の座長が河原功会員に変更になっているが、河原会員は企画委員会のメンバーであるため、他の人に改めて依頼する。文化・文学分科会(B)のコメンテータの変更(コメンテータを予定していた鵜飼哲氏が急遽在外研究となったため、大浜郁子会員に変更)を承認。その他の未決部分については、企画委員長から順次確認していく。 ・論文の販売方式について→塚本理事による2つのオプションを検討し、次のような方式を採用する事に決定。参加費と資料費を分ける(各1000円)。5月18日までに提出された原稿については、事務局で印刷・製本、合冊本を100部程度作成し、一部1000円にて受付にて販売する(売り切れた場合は、以後は参加費1000円のみを徴収する)。5月18日に提出が間に合わなかった原稿については、報告者の責任でコピーを作成し、分科会の会場で配布してもらう(会計も別)。 ・文化・文学分科会企画(A)の企画責任者(垂水千恵氏)から、問い合わせのあった企画内での時間割の問題(報告4本を午前に終了し、午後の部はコンテータ及び質疑応答にあてるというスケジュール予定)については、「企画内での自主判断を尊重する見地から問題なし」という企画委員長の見解を、承認する。 ・山上会館宿泊に関して→記念講演者の呉乃徳ご夫妻(ツイン)、Wong, Joseph氏、李瑞藤氏、呉豪人氏、準備室(作業用)、理事長室は既に確定。残り一部屋の割り当てについては、引き続き検討。 7.ホームページのリンクのガイドラインについて(松田理事作成の附属文書を参照) ・会員アンケートにより集まったデータと、『Yam.Com』及び『台湾インデックス』に基づいて既存のリンク集を拡充していくという方針を確認。 8.次期理事会引継ぎの段取り 特になし 9.その他 特になし |
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【第1期理事会常任理事会第10回会議議事録】 |
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日 時:2001年1月20日(土) 15:30~ 場 所:法政大学市谷キャンパス 80年館7F大会議場 出欠確認:常任理事 若林正丈、張士陽、佐藤幸人、塚本元、松田康博 委任状 藤井省三 理事: 黄英哲 幹事: 川上桃子 司会:若林 記録:山﨑直也 第9回会議議事録確認 藤井理事より修正提案一件→承認 (第9回会議の議事録の改訂版を作成して、後日、事務局から理事・幹事に配布) Ⅰ.報告事項 1.理事長・事務局(若林正丈理事長より) 学会の会員名簿データベースを、従来の「筆自慢」から「Microsoft Access」への移行中。山﨑会員によって、現在、一般会員名簿のデータの移行が完了。追って、賛助会員のデータ移行及び動作確認などを行って、今年度中には「Access」版の会員名簿DBが完成する見通し。 2.企画委員長(塚本元理事より) 議題2、4を参照 3.財務(張士陽理事より) 2000年度の決算案と2001年度の予算案を早急に作成する必要がある。 4.編集(佐藤幸人理事より) 議題1を参照 5.学会賞委員会(若林理事長より。附属の?照彦委員長作成「『2001年第1回日本台湾学会賞』候補論文選考結果の報告」を参照) * 照彦・学会賞選考委員長作成の「『2001年第1回日本台湾学会賞』候補論文選考結果の報告」を確認し、常任理事会として承認。 * 発表と表彰について: ①上記文書の「受賞理由」に前文(若林理事長が作文)をつけたものを、学会のホームページ及び学会報第3号に掲載する。 ②表彰は2001年度学術大会の会員総会で行い、賞金(2万円)は学会会計の予備費から支出する。賞状の手配は松田理事が行う。 6.地震寄付の処理(若林理事より)。附属の藤井理事からのメールを参照) 藤井理事作成の文面を一部修正して承認 7.その他 定例研究会について(塚本理事より)-2月中旬ないし3月上旬に今年度最後の定例研究会を企画中。また、4月に修士論文報告会を開催する予定(場所:東大駒場8号館306号室) Ⅱ.議題 1.会誌第3号編集関係 審査の結果、8本採用、1本再審査、1本不採用。 2. 2002年度学術大会開催場関係 (1)会場と実行委員会について o 黄英哲理事より、会場の確定と実行委員会の組織は完了したとのこと。 o 実行委員長の黄英哲理事が2001年9月より1年間の在外研究にでるため、その後の処理については浅野豊美幹事が担当する。(ただし、大会の2~3週間前から、黄理事は大会準備のため、一時帰国する予定。) o また、東京での大会開催の際には、学術大会の会計事務は張士陽財務理事が兼務していたが、名古屋での開催にあたっては、実行委員会から会計担当者を一名選出する必要があるだろう。 (2)企画委員会と実行委員会の役割分担について o 企画委員会-記念講演以外の企画の募集・審査、プログラムのコンテンツの作成を担当(企画の募集は基本的には公募によるが、地元である実行委員会メンバーが分科会の企画を積極的に提出することが学界の通例であり、本学会においてもそれが望ましい) o 実行委員会-企画委員会及び理事会との連絡を密にとりながら、学術大会運営に関するロジスティックスを担当。具体的には、出欠確認のハガキの発送(目安としてはGWまで。宛名ラベルは学会事務局より提供される)、会場付近の宿泊施設に関する情報の提供、論文及びプログラムの印刷、懇親会の手配等。 (3)記念講演の企画について 第4回大会での記念講演については、過去の講演者を鑑みて、言語学・社会学・経済学・国際政治などの専門家を招くのが妥当ではないかという意見があり、それに基づいて検討したところ、国内外から、数名の候補者の名前が挙がったので、2001年度大会終了後に、黄英哲実行委員長や理事長から打診をしてもらうことに。 (4)その他注意事項 o 塚本理事より-2年間会場担当を行った感想として、主として会場実務(椅子の移動など)を担当する学生が5~6人は必要。 o 論文は論文集をつくらず、個別販売の方式とする o 企画募集要綱案については、3月10日の常任理事会で企画委員を選出し、4月に文面を作成 3.財政困難への対応に関する理事アンケートについて(附属の松田理事作成による資料を参照) * 「財政問題に関するアンケート(案)」(松田理事作成)を検討し、承認。次回の常任理事会(3月10日)までに、松田理事がアンケートの結果をまとめて報告。 * 具体的な方策については、アンケート結果に基づき、次期理事会が検討していく。 4.2001年度大会プログラム案(附属の塚本理事作成による「日本台湾学会第三回学術大会プログラム(案)」及び分科会企画責任者・自由論題報告者宛て手紙を参照) * 塚本理事作成の「プログラム(案)」を検討し、承認。仮題となっているセッションのテーマや、未決の自由論題報告の座長・コメンテーターの人選については、塚本理事が随時、打診し確定する。 * 分科会企画責任者及び自由論題報告者宛ての手紙は、一部修正の後、承認。 * 参加費については、論文の販売制移行を受けて1000円に。また、論文販売の具体的な方式については、継続審議。 * 黄英哲理事より、李瑞藤(中央大学・現代台湾文学)氏を招いてランチ・オン・スピーチを行うことが可能かどうかという申し入れがあり了承(但し、ランチ・オン・スピーチの詳細については、告知の関係上、遅くとも3月中にまとめる必要がある。) 5.ホームページのリンクのガイドラインについて(附属の松田理事作成の資料を参照) * 松田理事作成の文書を一部修正の後、承認とする。 * ガイドラインは常任理事会の内規とする。 6.次期理事会選挙の段取り 特になし(前回常任理事会の決定のとおり)。 7.その他 * 佐藤理事より、英語版の紀要については財政上の問題でストップしているが、アジ研の出版物の一つとして、日本における現代台湾研究に関する企画ものを出版できる可能性あるとのこと。 * 若林理事長より、学会報への助成について交流協会に打診をする意向が表明された。 |
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【第1期理事会常任理事会第9回会議議事録】 |
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場所:東大駒場8号館 日 時:2000年12月9日(土) 16:30~ 出欠確認:常任理事 若林正丈、藤井省三、張士陽、佐藤幸人、塚本元、松田康博 委任状 幹事: 川上桃子 司 会:若林 記録:山﨑直也 第8回会議および持ち回り第1回会議議事録確認 特に問題なし Ⅰ.報告事項 1.理事長・事務局(若林正丈理事長より) * 一般会費および賛助会費の納入状況を確認(附属資料参照)。一般会費については、一般会員の会費27名分と学生会員の会費7名分増加した。(一般会費徴収率77%)。 * 2001年度学術大会の記念講演者として呉乃徳博士(中央研究院社会学研究所)の招聘が決定(附属資料の若林理事長の呉氏宛手紙を参照)。また、呉氏には学術大会前日の6月1日に慶應大学地域研究センターでも講演をお願いすべく交渉中。 2.企画委員長(塚本元理事より) * 附属資料の「第3回学術大会分科会企画・自由論題報告審査報告書」(塚本理事作成。常任理事のメールによる持ち回りで、11月29日に承認済み)に基づき、担当の塚本理事が審査作業の詳細を説明。 * 補助の基準について-「日本台湾学会第三回学術大会経費補助企画委員会案」および「日本台湾学会第三回学術大会審査報告書(補足)」(塚本理事作成)の内容を確認。林成蔚会員の企画に関しては、申請上限を5千円オーバーするものであるが、「林成蔚氏の企画の国際交流への意欲を高く評価できること、上限を超えるといっても5千円であることを重視するならば、例外として10万5千円のままで経費補助を認めることとしたい」という塚本理事の提案を常任理事会で承認。 * 持ち回り会議にて採用が決定された企画については、レフェリーのコメントを企画委員長の責任において整理し、作文して各企画責任者に通知した。 * 1ヶ月半で終了する予定であった企画審査の作業が2ヶ月半かかったことについての理由および次回の作業の際に参考にすべき点として、塚本理事より次の諸点があげられた。(1)前例となる申請フォームが存在しなかったこと、(2)申請フォームの文中表現に混乱を招く部分があったこと、(3)予想よりも企画が集まらなかったこと、(4)経費補助の規定について明確でない部分があったことなど、(5)今回の企画委員会の連絡は電子メールを活用したことにより、実際に会って相談することの繁雑さがだいぶ減殺された(次回への参考として、委員の人選は「地理的な首都圏在住者」よりも、「電子メールの利用に習熟していること」がより重要になるものと思われるとのこと)。 3.財務(張士陽理事より) 議題を参照 4.編集(佐藤幸人理事より) 論文10本と講演記録1本が集まっており、第3号のレフェリーは1本をのぞいて決定済み。来月末までに確定する予定で作業中。次回の理事会で継続審議。 5.学会賞委員会(藤井省三理事より) * 作業進行中。現在、候補は6本まで絞り込み済み。まず、委員会が候補策を絞り込んで常任理事会に提案、次回の常任理事会にて最終的な決定を行う。 * また、藤井理事より、「委員と論文執筆者のニアミス」、つまり論文執筆者と審査を行う委員が指導教官と生徒、同僚など近い関係にある場合はどうするかという問題が提起された。この問題の解決策としては、論文の執筆者の顔ぶれを見てから委員を選出するという(委員選びを慎重にする)ということに。常任理事会からの参加者はコーディネーターとして参与する。 6.その他 学会の新しい名簿データベース(Microsoft Accessを使用)については、山﨑会員によって、2001年1月20日までに完成する予定。 Ⅱ.議題 1.入退会申請関係 * 退会申請1件(岡田栄照)を処理。 * 入会申請 一般1名(門間理良)、学生3名(呉玲青、本田親史、丹野美穂)を承認。 2.2002年度大会開催場関係 * 「日本台湾学会第四回(2002年度)学術大会開催要項(案)」(黄英哲理事提案)を検討。提案の1~4の項目(実行委員会組織・時・会場・経費)については常任理事会で承認。5(企画)については常任理事会から問題提起があったため、引き続き検討することに。 * 企画委員会-理事会-実行委員会間の連絡については、誰から誰に連絡するのかというリエゾンの明確化をする必要があるだろうという意見があった。 * 宿泊について、愛知大学内にしかるべき施設があるのか、会場近くに用意することは可能かなどといったことを実行委員会に調査してもらう必要がある。 3.予想される財政困難への対応 * 張士陽理事、松田理事からの提案を確認し、これについて意見交換。 * 経費削減の方向性に属するものとしては、 ①会誌の印刷について、現在のオフセット印刷をワープロ原稿の印刷に変更する、 ②会誌の印刷・配布を一切やめて、電子テキストとして学会のウェブサイトからダウンロードできるのみにする、 ③ニューズレターや定例研究会の案内については、出来る限りメールで済ませるといった提案がなされたが、これらについては、米国の主要な学会でもそこまで踏み切った例はないこと(②)、(特に若手の)投稿者のインセンティブを削ぐおそれ(①・②)、総合的に見て作業量が増加することが予想されること(①)、投稿者に事前に通知をしていない(①・②)などの問題点が表明された。 * また、収入増の方向性に属するものとしては、 ①学会賞の賞金の節約(3万円→1万円)、 ②学会賞を「冠賞」としてスポンサーを募集、 ③会費の値上げ(一般7千円、学生4千円)、 ④会員の増加といった提案がなされた。 いずれにせよ、以上のこれらの変更を行うにあたっては理事会に諮る必要がある。財政難解消の問題は、4月の理事会にて検討するが、その前に一応の方針を確認しておくため、会費値上げ策・経費削減策・会員増加策などについて理事・幹事にアンケートを実施することに。アンケートの文面については、若林理事長と松田総務担当理事のメール交換で文面を作成。 4.第三号編集関係 報告事項を参照 5.地震寄付の処理 次回常任理事会にて再度検討。附属の募金呼びかけ文参照 6.次期理事会選挙の段取り(p.21-23を参照) * 川上幹事作成の「日本台湾学会第二期理事選挙実施手順案」および「日本台湾学会理事選挙要領(案)」をからの案を承認。これにもとづいて、作業を進行することに。 * 投票用紙については従来式を採用(作業の手間を考慮)。 7.2001年度大会(2001年6月2日)までの日程 1月20日 第1期第10回常任理事会 3月8日 第二期理事選挙開票(駒場東大にて) 3月10日 第1期第11回常任理事会(執行部、新理事会への提案を形成、プログラム策定) 16:30~ 駒場東大8号館306号室を予定 4月14日 第二期第一回理事会(新旧理事の引継ぎあり)・懇親会 (幹事も参加) 13:00~ 定例研究会(修論発表会) 16:00~ 理事会 駒場東大8号館306号室を予定 4月下旬 プログラム・総会議案の発送 5月18日 論文しめきり(これに遅れた場合は、費用は自己負担で自己責任) 6月2日 大会 ※事務局の責任は論文の印刷まで、座長やコメンテータへの配布などについては企画責任者が各自行うこと 8. その他 第1期第10回常任理事会の開催について 日時:2001年1月20日(土) 15:30~ 場所:法政大学(市ケ谷)80年館7階大会議室 03-3264-9819(会議室気付)、03-3264-9727(塚本研究室) 松田理事の提案に基づき、学会のウェブサイトのリンク集を拡充させるべく掲載サイトを増加する。掲載するサイトのガイドラインについては、川上幹事が作成する。 |
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【第1期理事会常任理事会第8回会議議事録】 |
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東大駒場8号館 出欠確認 常任理事: 若林正丈、藤井省三、張士陽、佐藤幸人 委任状: 松田康博 幹事: なし 司会: 若林 記録: 山﨑 第7回常任理事会会議議事録確認 特に問題なし I. 報告事項 1.理事長・事務局報告 第2回学術大会の参加人数について * 大会参加者 一般80/学生25/賛助2/非会員一般29/非会員学生30/来賓3 計169名 * 懇親会参加者 一般54/学生17/賛助3/非会員一般10/非会員学生/12来賓3 計99名 * 2000年度会費の請求用紙を既に発送した。また、賛助会費の依頼の手紙も発送した。 2.各業務担当理事報告 * 財務・会計関係 →張士陽理事作成の第二回学術大会決算案(ただし、交流協会の経費補助部分が未確定のため、仮の段階)を了承。 * ニュースレター関係・文献データベース関係 担当の川島真理事によれば、次号は学術大会の特集号とするとのこと。 * ホームページ関係 この間の諸決定を反映させて、近日中に改装される予定 * 定例研究会関係 4月22日と7月5日に定例研究会、6月7日、6月22日に修士論文報告会を開催した。第2回修士論文報告会において、発表される修論に用いられた資料について会員から若干の意見表明があったが、担当理事が関係者と話し合って適宜処理した。この経験を踏まえて、台湾史の資料についてはい一部扱いが微妙なものがあるので慎重を期したいとの意見表明があった。 * 会誌関係 特になし 3.その他 北米台湾研究協会の第6回大会に若林理事長を含め6名の会員が参加した。 II. 審議事項 1.新規入会申請 退会申請を1件処理 新規会員15名(一般会員9名、学生会員6名)を承認。その他、7件を審議の上、承認(ただし、書類上の不明点があって事務局から再度確認が必要な2名は仮承認とする)。従来の常任理事会の内規では学生会員は後期課程以上を原則としていたが、現状に鑑み修士から入会を認めることに(今回は2名処理)。現有会員280名(仮承認も含む)。 2. 第二回大会の反省点→別紙参照(林成蔚会員「提案1.学術大会における発表論文の配布方法」) * 懇親会の料理が少ないのではないかとの指摘が後日参加者よりメールで寄せられた。次回からは参加の可否を早めにしてもらい、実数をできるだけ早い段階で確定できるようにする。 * 分科会の部屋の椅子が不足したことについて-今回の学術大会で、特に歴史関係、文学関係では、事前のアンケートなどに基づく見積もりをかなりオーバーする参加者が集まることがわかった。←次回の参考とする * 論文の印刷・配布について-林成蔚会員からの提案のメールを検討し、原則的に承認し、さらに以後継続的に審議していくことに。 * 今回の常任理事会の決定としては、 1.報告者による論文を事務局で一括集積して冊子として印刷するという従来の方式は廃止する(企画要旨とレジュメの集積のみを冊子にする) 2.学会の際に論文販売のコーナーをつくる 3.報告者はレジュメだけでなく、論文を必ず提出してもらうことにするの3点。 * 山上会館への宿泊について-半年前の申請時(宿泊者未確定)と実際の宿泊者が変わってしまったことで同会館事務室より今回は指摘があった。事前の申し込み時から変更が生じた場合は、その都度会館に変更届けを出すよう留意する。←次回の参考とする ランチオンスピーチは廃止する 以上のような反省点があるが、総括としては3回(創立大会を含めて)の開催を経て、運営面ではかなりの洗練が得られたといえるとの感想があった。 3.会報第三号について→別紙参照(佐藤担当理事作成「『日本台湾学会報』に関して」及び、林成蔚会員作成「提案2.学会報についての提案」) * 佐藤担当理事作成の文書を検討し、若干の修正を加え常任理事会として承認。第3号の募集要綱案について、タイトルは日英中の三言語でという案が佐藤理事より提出されたが、3号については日英の二言語とする。また、アブストラクトについては、日本語のみとする(字数は400字)。 8月中にニュースレターの次号が刊行できるならば、第3号の募集要項も一緒に封入する。 * 林成蔚会員からの提案については、継続審議 4.第三回企画・自由論題募集について * 中華民国外交史関係、法律関係、文学関係などでいくつかの企画案が担当の塚本理事の元にすでに届いているとのこと。 * 企画の採否はレフェリーを招聘し、その審査を経て常任理事会で承認という流れになる。 * 企画委員は企画責任者・報告者となることができない。企画責任者と報告者の兼任は可能。 5.学会論文賞について * 来年の学術大会での表彰を目指して作業を進める。まずは、選考委員会の組織、常任理事会として、次の各氏に打診。委員長-[冫+余]照彦会員、副委員長-藤井省三会員、委員-駒込武会員、笠原政治会員。委員会の組織後、作業日程を確定。来年3月の常任理事会で承認ができるようにする。 * 選考委員会は委員全員が出席する会議を必ず一度は開催する。この会議の開催に際し、地方から出席する委員には往復交通費相当(新幹線往復)の経費補助を支給し、また弁当代程度の会議も支給する。 * 賞金の額は一本につき3万円程度。 6.九二一大震災募金について 次回、正確な金額を確認してから、再度検討する。 7.次回日程及び議題 次回-2000年12月9日(土) 16:30~ 東大駒場キャンパス 次々回-2001年1月20日(土) 15:30~ 場所未定(塚本理事手配。法政大学市谷キャンパスを予定) 8.その他 2002年度の第4回学術大会の開催場所は早めに確定したほうがよいのではないかという意見が提出された。 |
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【第1期理事会常任理事会第7回会議議事録】 |
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場所:東大駒場キャンパス8号館306号室 出席:常任理事 若林正丈,張士陽,佐藤幸人 幹事:なし 委任状:藤井省三,塚本元,松田康博 司会:若林 記録:山﨑直也 第6回常任理事会会議議事録確認 特に問題なし Ⅰ.報告事項 1.理事長・事務局報告 特になし 2. 各業務担当理事報告 (1)会計関係 審議事項4参照 (2)ニュースレター関係・文献データベース関係 特になし (3)ホームページ関係 特になし (4)定例研究会関係 特になし (5)会誌関係 佐藤幸人常任理事より。掲載を予定していた劉怡伶会員の論文は修正が間に合わなかったため,今回の掲載を見送ることに。計8本。 3.その他 特になし Ⅱ.審議事項 1. 新規入会申請 新規会員3名(学生会員3名)を承認。現有会員259名。 2. 第二回大会開催要項(案)について→別紙参照 「日本台湾学会第二回学術大会プログラム(案)」(別紙-若林常任理事作成)の内容を確認。各分科会の会場や一部報告者の演題など未定部分(別紙下線部分)については引き続き各担当が確認作業を続ける。 3. 交流協会助成申請について 第二回学術大会の開催に際して,財団法人交流協会に助成金の申請ができそう。(計40万円程度)。この助成によって得られた分は台湾や米国から参加する報告者・コメンテーターに対する旅費の助成として使用できそう。申請用の様式はまだ完成していないが,週明けにも若林常任理事のもとに郵送されてくる予定なので,若林常任理事から適宜記入して交流協会に提出する。また,この助成を見込んで,「日本台湾学会第二回学術大会予算案」(張士陽常任理事作成。4参照)を適宜修正する。 4.予算・決算について(→別紙参照) 張士陽常任理事作成の「日本台湾学会1999年度決算案」・「日本台湾学会2000年度予算案」・「日本台湾学会第二回学術大会予算案」・「日本台湾学会第一回学術大会決算」を検討し,若干の修正を行った。修正を経たものは,常任理事会案として4月22日の理事会に提出される。 5.第1期常任理事会第二回会議(4.22)議案について(→別紙参照) * 若林常任理事作成の議案を検討。特に問題なし。 * 選挙管理委員については,松永正義会員(一橋大学)・河原功会員(成蹊高等学校)・山本真会員(明海大学)に依頼する。 * 幹事の増補については,林成蔚会員が4月1日から有職者となり学生会員から一般会員になるので,幹事として増補するよう理事会で提案する。 6.九二一大震災募金について 担当の藤井常任理事が欠席のため,当日までに最終的な文面を作成してもらう。 7.大会準備作業について(→別紙参照) * 第二回学術大会の連絡表が完成。 * 大会の準備・運営については,アルバイト5名分の謝金を大会の予算案に計上してある。アルバイトの方には,前日から開催準備をしてもらう。 8. 次回日程及び議題 常任理事及び在京の幹事は学術大会の前日(6月2日)午後2時に山上会館のロビーに集合すること。 9.その他 特になし |
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【第1期理事会常任理事会第6回会議議事録】 |
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場所:東大駒場キャンパス8号館306号室 出席:常任理事 若林正丈,藤井省三,張士陽,塚本元,佐藤幸人 幹事: 浅野豊美,川上桃子 委任状: 松田康博 司会:若林 記録 山﨑直也 第5回常任理事会会議議事録確認 特に問題なし Ⅰ.報告事項 1. 理事長・事務局報告 * ニュースレターの第3号が発行された。 * 地震の直後に日本人の研究者が文献委員会に行って資料の安否をしきりにたずねたことに関して,台湾の研究者から不満の声があがっていたとの情報がやまだあつし会員よりメールで寄せられた。 * 現在,事務局の笹川さんに会費の納入状況のリストを作成していただいている。このリストが完成すれば,第2回学術大会の時に,受付で会費の払込ができるようになる。 * 会員名簿については,従来「筆自慢」というソフトで管理していたが,より本格的なデータベースとするべく「Microsoft Access」への移行を準備中。 2. 各業務担当理事報告 (1)会計関係特に問題なし (2)ニュースレター関係・文献データベース関係 特になし (3)ホームページ関係 ウェブマスターの林成蔚会員が4月から身分が変わる可能性が高いので、今後のことについては本人と相談して対応する。 (4)定例研究会関係 議題にまわす。 (5)会誌関係 * 努力目標としては,連休前の発行を目指している。第1号からの改善点としては,英語の目次がついたこと。 * 収録する論文の構成としては,現在のところ学術大会の報告に基づくものが中心となっている。逆にそれ以外からの供給源はまだ細い。 * 次号からは書評や研究動向のレビューのようなものを載せるようにしたい。いずれにしても,第二号が発行された後,こういった原稿を依頼していく予定。 Ⅱ.審議事項 1. 新規入会申請 新規会員3名(学生1名,一般2名)の入会を承認。現有会員256名。 2. 第二回大会開催要項(案)について→別紙参照 * 各分科会について * 政治・経済分科会(佐藤常任理事担当) →午前の部報告者林成蔚会員所属変更 東京大学大学院→北海道大学法学部助手 →午後の部報告者石川誠人会員の正式な報告題目決定「第二次台湾海峡危機におけるアメリカの対台湾政策」。清水麗会員の題目は依然未定 →午後の部コメンテーター 渡辺剛(千葉大学講師)に決定 * 歴史・社会分科会 →未定・仮題部分について,若林常任理事から笠原政治会員(午後の部座長)に再度確認要請し,詳細を確定していく。 * 文化・文学分科会 →未定・仮題部分について,藤井常任理事が再度確認し,詳細を確定。 * 教育分科会 →未定・課題部分について,若林常任理事が座長の所沢潤会員に再度確認要請し,詳細を確定。 3. 第三回大会開催方式について→別紙参照 「第三回学術大会分科会企画・自由論題報告募集のお知らせ」(常任理事会案=塚本元常任理事作成)を確認。特に問題なし。前回の常任理事会後の決定事項としては,河原功会員(文学)と劉進慶会員(経済)に企画委員を承諾していただいた。この常任理事会案は4月22日の第1期理事会第2回常任理事会に提出する。 4. 予算・決算について 張士陽財務担当理事作成の案を検討。費目の見直しや第二回学術大会予算案の追加など若干の調整を行った修正版を作成して,4月1日の常任理事会で再度検討することに。 5. 規約改正について→別紙参照 前回の常任理事会で可決した規約改正案を常任理事会案として,4月22日の第1期理事会第2回会議に提出する。 6. 九二一大震災募金について * 張士陽財務担当が震災募金専用の口座を本郷郵便局に既に開設。口座名:日本台湾学会台湾大震災救援募金口座番号:00130-0-185194 * 具体的な集金方法としては,第2回学術大会のプログラムに呼びかけ文と払込用紙を同封し,学術大会の会場に募金箱を設置する。 * 呼びかけ文(藤井理事作成)の検討→基本的には藤井案でOK。若干の調整をして正式版を作成し,第2回学術大会のプログラムに同封して送付。 * 寄付金は,学生会員のことも考慮して1口=1000円とし,できるだけ5口・10口と払ってもらうようにする。 * 集った募金の支給方法については,その額に応じて台北駐日経済文化代表処文化組と相談して決定する。日本にいる留学生の家族の被災状況については,代表処が把握しているとのこと。 * 藤井理事よりのこの機会に学会として留学生の恒常的な研究支援体制をつくるのはどうかという提案があったが,こういったファンドを運営するには,今回の募金でどれほどのお金が集るか,その後いかにしてお金を集めていくか,事務作業などの運営をどうするのかという部分で現実的には現在の学会の体力を超えた問題ではないかという意見が在籍の理事より出された。ただし,呼びかけ文には「そこで日本台湾学会として留学生支援の募金活動を行いたいと思います。当面は大地震被災家族を持ち留学生活に困難を来している台湾人学生へのお見舞金を送ることを目標とします」という文言があり,広く解釈することが可能なため,今回の募金で多額の寄付が集った場合,それを恒常的な支援体制に転換していくことを理事会や総会において提案することは可能であろう。 7. 第1期理事会第2回会議(4.22)議案について→別紙参照 若林理事作成の議案(案)を検討。審議事項に「(7)選挙管理委員の選出について」を追加。(これにより,その他が(8)にスライド)地方幹事を招集すると財政的に苦しいので,理事と在京の幹事を招集。その代りとして学術大会の時に理事幹事懇談会を開く。 8. 4月定例研究会=2000年度修論発表会について塚本元常任理事より。 * 4月の定例研究会は,4月22日(土)15:30~17:30に駒場東大8号館306号室で行う。もともとの予定では,この日は修論報告会を行う予定だったが,選挙直後というタイミングもあり,また理事会の同時開催の関係で多数の出席者が見込まれるため,「2000年総統選挙をめぐって」と題した座談会を開催することとする。話題提供者は1年間の台湾滞在を終えて4月に帰国する小笠原欣幸会員(東京外国語大学)と塚本理事に依頼。 * 修論発表会は5月の平日の夜に行うことにする。5月17日(水)or24日(水)のいずれかを予定。日程については再度検討。報告者については,若林常任理事が1人,塚本常任理事が1人,浅野幹事が1人,心当たりがあるとのこと(計3名)。ただし,塚本理事と浅野幹事については,これから本人とコンタクトをとるとのこと。報告者の情報などについては,塚本理事に連絡すること。 9. 次回日程及び議題 * 4月1日(土) 16:30から,駒場東大8号館306号室にて * 議題 1. 予算案の再検討及び常任理事会案の作成 2. 第2回学術大会の各分科会の再確認作業について 10.その他 特になし |
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【第1期理事会常任理事会第5回会議議事録】 |
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場所:東大駒場8号館 出席:常任理事 若林正丈,藤井省三,張士陽,佐藤幸人,松田康博 理事:駒込武 幹事:川上桃子 司会:若林 記録:山﨑直也 (1) 第4回常任理事会会議議事録確認 特に問題なし Ⅰ. 報告事項 1. 理事長・事務局報告 会費納入状況 2000年1月7日現在の未納者は,学生13名,一般58名で計71名(全会員数251名中) 2. 各業務担当理事報告 (1) 会計関係 上記のような会費の未納の多さは問題。確かに,督促をすればその時は効果があるが,督促にもコストがかかる。第3回学術大会の際から,受付時に会費を納入することができるようにするかどうかも今後の検討課題とする。 (2) ニュースレター関係・文献データベース ニュースレターとデータベースについては,北大の川島真理事がメールにて報告。 データベースについては,ホームページには載せていないものの,既に数千件の入力を済んでいるので,年明けに林成蔚さんにファイルを渡して実験をしていただくとのこと。予算については人件費として既に20万円強を使用。ニュースレターについては,台湾側の黄鑑水・中央地質研究所研究員からの原稿がとれ,地震特集が組めそう。 (3) ホームページ関係 学会のホームページは現在東大のサーバに置かれているが,文部省学術情報センターのサーバに無料で置くことができるので,今後移管の準備をしていく必要がある。また,学術情報センターのサーバにはデータベースも置けるとのこと。データベースについては東大のサーバは借りにくいので,日台交流センターか学情のサーバを利用することも検討対象になるだろう。 (4) 定例研究会関係12月5日に北海道大学にて定例研究会を開催した。北大のグローバリズム研究会との共同開催で,若林理事と塚本理事が参加。 また,次回の定例研究会は4月22日の理事会終了後に修論報告会を行う予定だが,現時点では報告者が確保できていない。もし,心当たりがあれば担当の塚本常任理事まで。 (5) 会誌関係特になし。 3. その他特になし Ⅱ. 審議事項 (1) 新規入会申請新規会員2名(一般1名。学生1名)の入会を承認。現有会員253名。 (2) 第2回大会開催要項(案)について→別紙参照・ 各分科会について * 政治経済(佐藤常任理事)→現時点で特に問題なし。午後の部コメンテーター以外の人選が確定。今後,引き続き詰めていくことに * 歴史・社会→午前の部報告者小林岳二氏の報告タイトルが確定 また,交渉中であった午前の部コメンテーターの陳培豊氏は引き受けていただいたとのこと 。 その他,詳細を更に確定して,座長の栗原先生に状況を報告。 * 文化・文学→事務局から催促をして,さらに詳細を確定していく。 * 記念講演について 白先勇氏が正式承諾。肩書きは作家。テーマはまだ未定。宿泊先などの条件については,藤井理事から再度確認していただくことに。 (3) 第3回学術大会開催方式について→別紙(塚本常任理事作成)を参照 分科会企画と自由論題報告の募集については,企画委員長である塚本常任理事が作成した「第三回学術大会分科会企画・自由論題報告募集のお知らせ(企画委員長案)」及び,それぞれの申込書をたたき台にして検討。基本的には,塚本案でOK.ただし,誤字脱字を調整し,いくつかの文言を追加挿入することに。 * (1)の(2)のa及び分科会企画,自由論代報告の申込書について,「報告テーマに関連する主要な業績」の後に,「(院生の場合は,修士論文の題目も可)」という文言を挿入。(院生などの若手からの募集を多く集められるように。) * また,非会員が分科会の報告者・コメンテイターとなれることを明確化するために,(1)のaの文末に,「なお,企画責任者は会員に限りますが,その他は非会員でも結構です。」という文言を挿入。 * 分科会企画については1セッション形式と2セッション形式があるので,分科会企画申込書にセッション数を記入する欄を設ける。 以上のような技術的な修正を経て体裁を整えお知らせ文が完成したら,ホームページにはできるだけすみやかに掲載。印刷したものに関しては,第2回大会のプログラムに同封して送付。 (4) 第3回大会企画委員内定 企画委員については,規定の塚本元(委員長,政治),劉進慶会員(経済),張士陽(歴史)の他に,文学関係者から1人確保したい。 (5) 規約改正について→別紙(松田常任理事作成)参照 * 理事・常任理事・幹事の人数(規約第8条)松田案では,「(2)常任理事若干名。→常任理事10名未満。」,「(3)理事10名~15名。→理事15~20名。」,「(4)幹事若干名。→幹事15 名未満。」とあったが,(2)と(4)については若干名のままで,(3)の理事のみ「15~20名」とすることに。理事数の増加については,会員数が発足当初より倍近く増えているので,問題ないであろう。また,(2)と(4)について「若干名」のままとしたのは,慣例上,「若干名」というのが比較的広い解釈が可能であるため。 * 選挙規定の改正第2条について,「理事の選挙は2年に1回これを行い,当該年度の総会の3ヶ月前に行う。」の「3ヶ月前」を「2ヶ月前」に改正する。第3条について,「理事の選挙は,5名連記の無記名投票とし,郵送で行う。」という規定を,「理事の選挙は,10名連記の無記名投票とし,郵送で行う。」と改める。第4条については,理事数の増加に連動して,現行の規定を次のように改める。「第4条 得票数の多い順に15名を当選者とする。ただし同点得票者が出た場合は最高20名までを当選者とする。同点得票者が多く,20名を越えた場合は,年長者を当選者とする。」 * 副理事問題 理事長の海外出張などによって,学会の業務がストップしてしまうことがありうるので,副理事長を置いたほうがよい。副理事長の選出についてについては,「理事長の指名で,理事会で承認」というプロセスがいいのではないか?これに連動して,規約第8条の(1)の理事長に関する項目と(2)の常任理事に関する項目の間に,副理事長に関する項目を挿入し,これを(2)とする。(従来の(2)以下については,それぞれ番号を一つづつ下げていく。)挿入する項目の文言については,次の通り,「(2)副理事長1名。理事長を補佐し,必要に応じて理事長の職務を代行する。副理事長は理事長が理事の中からこれを推薦し,理事会の理事会の承認を得て任命される。任期は二年以内とする。」「必要に応じて」の部分については,改正に際して説明をする。また,任期については「二年以内に」とすることによって,フレキシビリティを持たせることができるのではないか? これらの改正案を常任理事会案として,総会での改正を諮る。 (6) 九二一大震災募金関連 * 会計担当の張先生より→会費の納入に使用している口座を震災募金の宛先とすると,会費納入と混乱するし,会計上の明瞭さを欠く印象を招く恐れがあるので,別に口座を設けるといいのではないか?また,別の口座を設けるにあたっては,郵便局が理想的。(全国への普及度や振込み手数料の安さを考えると。)張士陽財務関係担当理事が3月までに募金用の口座を作る。また,第2回学術大会の際にも募金箱を設置する。 * 呼びかけ文については提案者である藤井理事が原案作成。 * 募金の目的=現地の家族が被災して学費の納入などが困難になってしまった留学生への支援を主とする。目的とする。残りに関しては,交流協会かNGO(川北先生に頼む)また,誰に義援金を送るかは,留学生組織のネットワーク組織に依頼して,義援金を贈るべき留学生を推薦してもらうことを検討する。推薦を依頼する留学生組織については,東大と京大の台湾留学生組織か,広尾にある台湾留学生の同学組織(この組織については後日,松田常任理事が窓口として機能しうるか否か実情を調査するとのこと)などが考えられる。また会員からの推薦というルートもありうる。 * 募金の額については,一口=いくらという規定はしない。また,寄付者の情報については,基本的に公表。非公表を希望する人については,振込用紙の通信欄にその旨注記してもらう。 (7) 次回日程及び議題について * 次回の常任理事会は3月4日(土)の16:30から。次回の理事会の進み具合によっては,4月1日に予定していた回は行わず,同月22日の理事会を行う。 * 議題-第2回学術大会プログラムの最終確定,第3回学術大会について,呼びかけ文その他の文書の確認など。 (8) その他 * 第2回学術大会の総会の冒頭で大地震の被災者に対して黙祷を捧げる。 * 『日本台湾学会会報』について,第3号から,書評を掲載するようにする。 |
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【第1期理事会常任理事会第4回会議議事録】 |
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場所:東大駒場8号館 出席:常任理事 若林正丈、藤井省三、張士陽、塚本元、佐藤、松田 幹事 浅野豊美、川上桃子 司会:若林 記録:松田 (1)第3回常任理事会会議議事録確認 特に問題なし <報告事項> 1.理事長・事務局報告 (1)業務日誌の作成について ・将来のために現在学会事務局がいつ何をしているかを日誌として笹川さんに記録してもらっている。 (2)「九二一集集大震災対応」について ・台湾各界への慰問文を作成してHPに掲載。メールで各研究機関等に送付。 ・会員宛の慰問文をHPに掲載。在台会員より若干の反応あり。 ・中央研究院の各研究所が震災に関するプロジェクトを考慮中。口述歴史や資料収集などが考えられる。学会として協力できるようなことがあれば考慮。台湾の歴史学会でも震災の記録をとるプロジェクトが立ち上がった。台湾学会からは、中央研究院中山人文社会科学研究所の張炎憲氏に関連資料を送付済み。 ・地震直後は学会としての募金活動等は必要ないという判断だが、半年後や1年後の節目に、何らかの活動をすることは排除せず。来年度の大会で募金箱を作るのも一案。地震後しばらくたって経済的に日本留学が厳しくなる学生が出てくる場合もある。 ・留学生への義捐金は、交流協会が受け取っているが、個別に目立った例は今のところない。もしもそのような事例が出てきた場合は対応を考える。 ・文化財復旧のための募金なども、状況を見て考える。 ・引き続き学会として何ができるかを考えるため各自情報を収集。 2.各業務担当理事報告 (1)会計 ・特になし。 (2)ニュースレター関係・文献データベース ・特になし。 (3)ホームページ ・特になし。 (4)定例研究会 ・11月6日、東大駒場にて大地震関係の研究会。 ・12月5日に定例研究会を北海道大学で行う。 (5)日本台湾学会会報 ・原稿は9本集まっている。そのうち8本はレフェリーをすでに頼んでおり、一部返事を受け取っている。執筆者の一部から、掲載予定の結論を12月中旬までに出すことはできないか、という問い合わせあり。結論としては、合格の通知はやはり編集委員会が出さなければならず、時間的に困難。 ・電子メールを使った編集委員会の開催による効率化の可能性を今後検討。 3.その他 (1)アジア経済研究所「旧植民地」文献カード ・すでに日台交流センターが受け入れ済み。推定より多く、6千枚以上(15ケース分)ある可能性。整理終了後、HPで広報するなどして会員等に知らせる。 (2)常任理事会補助員について ・常任理事会の会議記録取り、整理、配布。準備と整理等を含め1回1万円程度。山﨑直也会員が快諾済み。 <審議事項> (1)新規入会申請 ・新入会員2名。現有会員251名。 (2)2000年度大会について→別紙参照。 ・宿泊と懇親会会場を確保済み。宿泊は出欠をとってから部屋割りする。 ・参加費は2000円とする。山上会館の租借が8万円。資料のコピー代も相当かかる。今年度の学術大会は、想定したよりもかなり多くの人数がきた。来年度は多めに印刷すべき。期限までに集まると製本可能。来年は論文集の製本を目標。 ・記念講演は白先勇氏。テーマ、通訳、費用、宿泊等をどうするか今後検討。15万円+宿泊(山上会館シングル2泊3日)を上限として支出。今後の招聘今回を前例とすべき。1月中に白氏から返事をいただく。 ・政治・経済分科会:経済はテーマが決定。政治はコメンテーターが未定。報告者が清水、石川両氏。座長は塚本。テーマは「台湾をめぐる国際関係」。 ・歴史・社会分科会:午前のテーマと午後のコメンテーター未確定。報告者が中国語で報告をする場合対応必要。基本は日本語による報告とする。翻訳が必要な可能性がある場合は、報酬をだすこととし、通訳のため早めの原稿提出を促す。 ・文化・文学分科会:楊逵関係のテーマで決定。 ・教育分科会:テーマ、人選その他全て決定。 ・ランチョンスピーチ:陳萬益会員。会員であるが、報告で来るので、特例措置として、交通費5万円と宿泊費(2泊分6千円)を支出。 ・基本は報告時間20分、コメント10分。2時間の枠内でどう調整するかは座長に一任。 ・ランチョンスピーチに文学関係の理事が行ってしまうため、昼に理事会を行う時間がとれない可能性大。4月22日の第3回理事会で実質的な議題の討論を済ませる必要あり。当日は理事・幹事懇談会の形式をとって応接室で行う。応接室なら弁当をとる。 (3)2001年度大会について→別紙参照 ・2000年10月までに企画を決定する必要あり。企画の審査を考慮し、来年の9月には募集締め切り。来年の3、4月には要綱を出して、2回目の学術大会で広報すべき。 ・企画委員会を年内に発足。企画案を見て、適宜審査委員を補充。企画委員と審査委員は別とする。企画委員会は進行状況に関して、常任理事会に報告。企画の取捨選択の最終決定権は常任理事会にある。 ・場所:山上会館を想定。分科会を4つ。午前午後で計8つ。自由論題は企画委員会が全体を見ながらアレンジする。企画を4から6、自由論題を2から4くらいにしておく。企画と自由論題の結合も可能。企画委員会が総合的にアレンジする。2セット組の大型企画も承認する方向。 ・報告は20分にする。メンバーは、原則として企画責任者、座長、報告者2名、コメンテーター1、2名。必ずペーパーが残るようにする。 ・企画責任者の要件は会員。他は非会員でも可。院生でも責任者になれる。若手からのアイディアを募るため積極的にこれを言うべき。 ・非会員の参加者への謝礼等も認める。その際領収書が必要。企画書には見積もりと必要性を書かせる。ここが審査の対象となる。 ・自由論題の締め切りは企画と同じ。 ・論文の締め切りは2週間前とする。 ・原案にあった「指導教授の推薦状」は削除する。 ・「よびかけ案」は台湾学会常任理事・企画委員長名で学会として出す。「主旨」部分を書き直すこととする(詳細は次回再度検討)。若手からの企画を歓迎する旨を記す。後は箇条書きにする。 ・要旨は1600字前後とする。 ・費目を列挙する。旅費、滞在費、翻訳費、謝礼。 ・申込用紙はニューズレターに同封。HPからもダウンロードできるようにする。 ・10万円を限度として経費補助を行う場合がある。「全体で50万円」を明示。 ・報告者等の「業績リスト」は、煩雑さを避けるため、原則として報告テーマに関連する主要な業績に限って書き入れることとする。 ・企画委員会で審査を行い、常任理事会で決定を行い、採用の可否は2000年10月末日までには通知する。企画発案者に対しては確実に連絡ができる電子メールアドレス記入してもらうこととする(効率化を図るため)。 ・申し込み用紙は、枠や罫線はつけない。 ・企画案には「学術上の意味」を記入することも必要。 ・自由論題も1600字の要旨を記入。 ・企画委員候補:企画を提出する責任者は企画委員に入ってはならない。張士陽、劉進慶両会員にお願いする。劉会員には若林理事長が交渉。 (4)社団法人化について →別紙参照 ・法人は法律行為の主体となりうる。社団法人は定款を決めなければならない。財団法人は億単位の金が必要なので不可能。社団法人化は可能性あり。社団法人になるには、主務官庁の許可が必要。設立許可は厳格になる傾向あり。 ・毎年活動内容を主務官庁に報告する必要あり。学術団体の例は「中国研究所」。 ・社団法人化のメリットは、学会の名義で法的活動ができるようになること。公益社団法人で税法上のメリットもある。所有する土地・財産、銀行の利子なども免税。しかし、社団法人への寄付が免税になるかどうかは、別途申請が必要であり、自動的ではない。結論としては財産がある場合社団法人化にはメリットあり。ただし、中国研究所も宿泊施設(営利部門)に関しては免税ではない。 ・デメリットは、事務手続き、設立、維持に手間が掛かること。台湾学会程度の規模で手間にかかっただけのメリットがあるかどうかを考える必要あり。任意団体としての学会の維持、運営は比較的容易。 ・ある程度以上の財産を保有する学会の場合は法人化の意味がある。不動産所有の可能性は台湾学会にはない。ただちに社団法人化に踏み切るメリットはない。任意団体でも「肩書きつきの銀行口座」で十分対応可能。ただし将来的に大きな寄付を募っていくのであれば、社団法人化にも意味がある。 ・結論としては、ただちに取り組まなければならない理由はない。しばらく様子を見る。よほどの大きな寄付活動をやることを目標としないとあまり意味がない。 (5)次回大会までの日程 ・1月8日。次回は編集委員会を理事会終了後に行う。 (6)規約改正案→別紙参照 ・理事を増やす方向で規約と選挙規定を変える。 ・総務担当を兼務する副理事長を作った方がいい。「理事長が指名して、理事会の同意を得る」、ということにするのも一案。このままでは理事長への負担が大きすぎるし、何か理事長個人に不都合が発生した場合、学会の活動全体が影響を被る。 (7)その他 ・ウェブマスターと笹川さんへの報酬は、事務局よりも会計担当理事に任せた方がいい。他学会の例を見ても、理事長は金を扱わない方がいい。→来年1月から会計担当理事に移行することとする。 |
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【第1期理事会常任理事会第3回会議議事録】 |
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場所:東大駒場8号館302A号室 出席者:常任理事 若林正丈、藤井省三、張士陽、塚本元、佐藤幸人、松田康博 幹事: 浅野豊美、川上桃子 司会:若林 記録:松田 <報告事項> 若林理事長・事務局報告: (1)前回の議事録確認 特に問題なし。 (2)賛助会員について 昨年賛助会員になってくれた人が、引き続き協力してくれており、昨年度に準ずる収入が見込める。 (3)学術大会関連の交流協会への報告書 問題なし。このまま送付する。 前回の会議で修正したものをすでに送付。 (4)HP関連 日本台湾学会のHPをサーチエンジンに登録しないかという提案と、台湾関連HPを日本台湾学会HPにリンクする申し込みがあり、両方とも理事長の判断でオーケーを出した。 (5)他の研究会等 定例研究会以外の台湾関係の研究会のお知らせを、情報としてHPに載せる。 張士陽会計担当理事 ・現在の財務状況 台湾訪問の際、143万5100円の入金を確認して引き出し、三和銀行に入れた。約275万ある。このほかに郵便局には約100万円ある。 川島ニューズレター・文献目録・HP担当理事: (1)ニューズレター 11月か12月に大会特集でニューズレター発行を予定している。 (2)文献目録 会員からの提出が少なすぎて、予想以上にはかどっていない。まずは理事会のメンバーからきちんと文献目録を送付してほしい。 (3)HP リンクなどが充実してきているので、よく見てほしい。また、入会申し込み用紙をHPからダウンロードできるようになっている。 塚本定例研究会担当理事: ・開催状況 9月には若林会員の報告で研究会を開催。12月上旬に札幌の川島会員主催の研究会。大坪会員が高雄から戻ってきたので、報告会を一つ検討中。今後は引き続き若手中心の報告会にしたい。ただテーマがやや政治に偏りすぎであり、経済、歴史も歓迎。 佐藤会報編集担当理事: 現段階では2本投稿がある。林佳龍への原稿依頼は、まだ返事がない。第1回学術大会の提出論文を中心に12本くらいを目標とする。記念講演の記録もいれたい。会報の字が小さいのではないかという指摘あり。しかし出版社ではあの大きさが学会誌の標準とのこと。次号からは英語の目次、そしてできれば要約をつけるべき。 <審議事項> (1)新入会員・退会願 ・新入会員5名=承認。退会願2名=承認。現在249名。 (2)2000年度大会準備状況 ①政治経済分科会: ・座長未定 ・1950年代特集を検討。 ・大坪、山本、石川各会員を検討。 ・NTSA(北米台湾学会)のゲストとの交流を考えながら検討を進める。 ②歴史社会分科会: ・栗原座長、笠原座長決定。 ・10月いっぱいをめどに報告者を決める。 ・呉叡人氏がくるかどうか確認。 ③文化・文学分科会: ・楊逵研究特集。 ・保科、黄恵テイ会員を検討。午前は川原会員に座長のみならず長めにコメントしてもらうのも一案。午後は黄英哲会員が座長。陳萬益成功大学教授の招請。ランチョン・トーク形式も検討。4月に理事会を行えば、当日の理事会には懸案がないはず。 ④特別分科会(教育): ・所沢会員座長決定。 ・師範教育・日本語教育関係をテーマとする。 ・報告者は呉文星・中田会員。コメンテーターは交渉中。報告者は原則会員になってもらうこととする。 ⑤記念講演: ・白先勇との交渉は藤井理事が担当。 (3)日本台湾学会賞規定 ・別紙案は、常任理事会案として、2000年4月の理事会に提案する。2000年の総会までには理事会で決定して報告したい。 ・原案の修正部分(別紙参照) ①「5 受賞式は学術大会(?会員総会・懇親会)」→「5 受賞式は学術大会」 ②「6?」→「6」 ・冠賞は原則としてできるようにしておいた方がいい。寄付を頼むのにも便利。 ・シニアの研究者を中心に選考委員を選ぶ必要あり。最終的な責任は理事会が負うが、選考委員会が出してきたものは、原則的に拒否しないこととする。 ・再来年の大会までには受賞者が出てくるように段取りをつける。 (4)旧植民地文献目録 ・川上幹事:アジ研に大量のカード目録がある。日本国内のどの図書館にどんな資料があるかが手書きで書いてある。推定約3000枚と。アジ研ではマイクロにとってあるため幕張移転の時に処分することになっている。しかし、利用価値があるためどこかに寄贈したいとのこと。日台交流センターに寄贈するよう交渉することとし、浅野、川上両幹事が交渉を担当する。 (5)今後のスケジューリングについて ①2000年度学術大会関連 ・11月には座長を決める。 ・2000年の連休前か後に準備の理事会を開催。 ・ペーパーの準備は、印刷所との関連から行って、大会10日前には必着。 ・総会議案書を当日になってから渡すのは理想的ではない。本来ならプログラムとともに郵送すべき。今年は気がつかなかった。ただし他の学会では当日渡す場合も多い。HPに載せる、というやり方も一案だがインターネットを見ない会員には不公平である。結論としては重要な総会案(会則改正案等)をプログラムとともに事前に会員全員に送付する、ということとする。 ・総会は、学術大会の全プログラム終了後に懇親会の前に開催することとする。昼休みでは時間が足りなくなるおそれが大きいため。 ②2001年度学術大会関連 ・統一テーマを作るべきかどうかは問題。いろんな人が出やすいテーマ=歴史を中心としたテーマがいい。例えば「台湾史における連続と断絶」等。しかし、数年で行き詰まる可能性あり。結論としては、無理に統一テーマを作らない方向で検討すべき。 ・第3回学術大会の実行委員会、11月には委員長を決める必要あり。「実行委員長」ではなく、「企画委員長」に名前を変えることとする。大会実行に関しては、事務局が最終的に責任を持つ。 ・塚本理事が企画委員長に決定。次回常任理事会までに2001年度学術大会関連のタイムスケジュール案と自由論題及び企画シンポジウム募集の申し込み文案を作ってくる(AASの文案を参考にする)。 ・企画委員長は、企画案ができたら理事会に報告して、審議を通じ、承認を得る。会報の編集と同じやり方を踏襲する。採用の可否や資金の配分を審議するため、企画が出そろってからそれにふさわしい委員をアドホックに任命する。 ・企画シンポジウム募集は、予算を作っておいて、企画の数の上限を作る(部屋数の関係上最大4つまでとする)。最低10万円だすこととし、金額にはプラスアルファ(マイナスもありうる)あり。全体で50万まで考える。もしも企画が出ない研究領域があれば、企画の出ている領域に回す。これなら台湾から人を呼んで何かシンポジウムをやる、という企画をたてることは十分に可能である。 ・2001年6月初旬の開催をめどに準備を進めることとする。 (6)規約の改正 ・理事の選挙規定で5名連記としていたものをどうするか。また会員と業務が会則起草時よりもはるかにおおいため、理事の数を増やすべき。1月の第5回常任理事会で方向を作る。 (7)社団法人化問題 ・社団法人化したほうが、お金の心配がなくなるし、時期的に早く実現したほうが、利点があると勧める人がいる。果たして大きなメリットがあるかどうか不明。 ・会員の経費を基とし、これに法人格を与える。会員の離脱が自由になるかどうか不明。財務は定款をきちんとつくる必要あり。監督官庁も決まるはず。一般会員と理事クラスの会員は厳密に区別されるはず。企業が寄付した時に税の減免があるかどうが大切なポイント。休眠法人をなくすため、近年法人化の要件は厳しくなる傾向にあり、面倒である可能性も高い。 ・塚本理事が社団法人中国研究所を中心にメリット等を調査することとする。 ・NPOは、社団法人よりも容易になることができるはずであり、状況によっては検討も一案。 (8)その他 ・理事長の負担が大きすぎる。学会運営にも関わるような秘書格のアルバイトを募集したい。ただし、すでに笹川さんで年間40万使っており、多すぎる支出は避けたい。 ・条件:時給1200円。交通費・弁当代も出る。1回理事会で1万弱。松田理事が候補者との交渉を担当。 ・申込用紙:新様式を検討(別紙参照)。郵便番号の四角は小さすぎるためいらない。指導教官を指導教員へ改める。他はこれでOK。以後HPに載せる。必要に応じてダウンロードすることとする。 (9)今後の常任理事会会議の予定 ・第6回まで確定 常任理事会第4回会議:11月6日4時半。場所等詳細については後日連絡。 常任理事会第5回会議:1月8日4時半。同上。 常任理事会第6回会議:3月4日4時半。同上。 理事会第7回会議:4月22日に仮決定。今年同様修士論文発表会と日程を合わせる。最初に理事会をやって次に報告会、その後に懇親会とした方が親睦も図れる。 |
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【第1期理事会常任理事会第2回会議議事録】 |
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出席者:新旧理事・幹事全員 欠席者:なし 司会:若林 記録:松田 <報告事項> 若林理事長:選挙方式に瑕疵があり、選挙結果の追認をお願いする予定。 張理事:予算案を提案する予定(別紙参照)。支出面では会報、ニューズレター、文献目録調査費が大きい。収入は、賛助会費多くを占めている。文献目録は特別会計とする。 藤井理事:会報の第1号は5月末に発行済み。会報の請求は90万円程度であった。 <審議事項> 若林理事長:入会規定の運用を柔軟にしたい。特に修士課程の院生と学部生はどうするかという問題であった。指導教授からサインをもらえば入れるというやり方をとってきたが、従来は周知不徹底であり、この場で了承いただきたい。(異議なし)。 <懇談会> 林成蔚会員(話題提供):北米洲台湾研究学会(North Ameica Taiwan Taiwan Studies Association:NATSA)に出席(別紙参照)。HPは台湾学会のHPにリンクしておいた。来年はハーバードで行われるが、日本台湾学会として協力してほしい。400ドルを上限としてトラベルグラントが出る。使用言語は英語が原則。マンダリン、台湾語もかまわない。80%がマンダリン。論文の概要は英語で論文はマンダリンというパターンが多い。 沼崎:80年代にも類似した組織が作られたが、政治的につぶされたことがある。シカゴで勉強会をやっていたが、2,3年しか保たなかった。アンチ国民党だったから台湾からビザがおりなくなったためである。持続性がある組織かどうかはよく見ておく必要がある。 呉密察:黄煌雄が90年前後に台湾研究基金会を作って、それを基に組織したもの。「新生代論文発表会」等をやったことがある。台湾で修士を終えてアメリカで博士をとって戻る人が中心で、90年のもっとも優秀な社会科学系の院生の集まり。今は台湾では助教授レベルが多い。近い将来に、社会科学系では一番活躍するはず。 若林:台湾の学界との交流は問題なくできる。ただし、台湾の場合には(台湾学会という意味で)似たものはない。アメリカではこれが日本台湾学会に相当するようだ。 林:アソシエーション・フォー・エイジアン・スタディズとは会員が重なっている。アメリカでも台湾への関心が高まっている。会員でアメリカでテニュアを持つ人も増えつつある。北米台湾人教授会とは関係ない。あれはロビーイング団体である。また、例えばエドワード・フリードマンのようにアメリカ人で台湾研究をしている人も参加している。 若林:日本台湾学会として申し出を受けたいと思う。具体的にどうするかは常任理事会で検討をさせていただく。キーノートパネルに出るなど、何らかの対応をすべき。自分がいくとすれば理事長としていく。 呉密察:台湾との交流についてだが、定例研究会の日程が2ヶ月前に分かると参加可能であり、早めに案内があると助かる。 川島:議案書の後ろにもついているが。台湾の文献目録の用紙を送っている。目録作成のために協力をお願いしたい。 |
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【第1期理事会常任理事会第1回会議議事録】 |
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日時・場所:1999年5月22日・東大駒場8号館 |