日本台湾学会報

第28号 2026年7月

 

 

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目次  
大会シンポジウム  
 

これを語らずして台湾を語るなかれ――地域からの台湾研究

大東 和重 1  
  カワウソとクロクマ――金門島の視座から台湾研究を拡張する 山﨑 直也 3  
  「国際結婚」のレンズを通して見た台湾 ――台湾中部・インドネシアの調査から 横田 祥子 12  
  台南文学史における台湾語文学の発展とその役割 ――『台湾府城教会報』から『蕃薯詩刊』まで 呂 美親 19  
  異郷を選び取る――南台湾におけるマージナルな死者との共存を通じて 倉本 知明 27  
  東海岸の港町から照らし出される台湾社会 西村 一之 34  
  「夢のカリフォルニア」――台湾・シリコンバレーハイテク産業関係小史 川上 桃子 41  
  山の女性たちの歌――台湾中部山地の集落から考える文化と多様性 田本 はる菜 48  
論説    
 

美術制作と教育実践のあいだ――台南師範学校教員山本磯一(1896-1962)による鑑賞教育とエッチングの試みを中心に

福田 栞 55  
  戒厳令下台湾における対抗的公共圏――1950-1960 年代台湾語映画の観客と上映空間 魏 逸瑩 77  
  台湾総督府の華南工作と日本仏教――大谷派僧侶との関係を中心に 坂井田夕起子 105  
  「もうひとりの小津」の継承――侯孝賢『珈琲時光』における批評的オマージュとトランスナショナルな受容 呉 穎濤 127  
  張系國「香蕉船」におけるバナナボート表象――環太平洋的視野に見る冷戦期台湾 岸川 あゆみ 148  
  戦後台湾における野球界の構造と変化(1950-1989) ――卓越性をめぐる象徴闘争 蘇 韋綸 168  
  「当事者」を名乗らないことの倫理――台湾における香港移民作家・梁莉姿『樹の憂鬱』をめぐって 李 宗泰(クリス) 190  
  或る在日台湾女性僧侶のライフストーリーからみる仏教とジェンダー 宓 婷梅 213  
  植民地海運の「受容史」的比較 ――台湾における「利益共同体」の不在と朝鮮の「宗主権」問題 松葉 隼 233  
  戦後雷震の民主主義と「全民政治」論――「中国民主党」に至るまでの思想的軌跡 劉 承衛 257  
  権威主義体制下台湾の治安機関による海外工作 ――「台湾の政治犯を救う会」対策を事例として 許 仁碩 282  
  1950 年代後半における中華民国の対日本社会党工作 ――対西尾派工作を中心に 横山 雄大 305  
書評 326  
エッセイ 台湾研究を始めるということ 村上 嘉英

350