最終更新:2021年6月14日

第11期理事会組織

 

第10期理事会組織/議事録

第9期理事会組織/議事録

第8期理事会組織/議事録

第7期理事会組織/議事録

第6期理事会組織/議事録

第5期理事会組織/議事録

第4期理事会組織/議事録

第3期理事会組織/議事録

第2期理事会組織/議事録

第1期理事会組織/議事録

 

名誉理事長

 


 

日本台湾学会第11期後期運営組織(2020年6月以降)

理事長

松田康博
副理事長 北波道子
理事(31名) 赤松美和子,家永真幸,植野弘子,大東和重,小笠原欣幸,何義麟,上水流久彦,川上桃子,川島真,河原功,北波道子,洪郁如,黄英哲,駒込武,佐藤幸人,菅野敦志,垂水千恵,陳培豊,冨田哲,福田円,星名宏修,松岡格,松金公正,松田康博,松本充豊,三尾裕子,三澤真美恵,宮岡真央子,山﨑直也,やまだあつし,林初梅
常任理事
(10名)
赤松美和子,家永真幸,大東和重,上水流久彦,川上桃子,洪郁如,菅野敦志,冨田哲,三澤真美恵,山﨑直也
幹事(7名) 明田川聡士,浅野豊美,今井淳雄,北村嘉恵,澤井律之,清水麗,田畠真弓
総務 川上桃子
総務補佐 大東和重
会計財務 山﨑直也
学会報編集委員
(7名)
上水流久彦(委員長),松金公正(副委員長),赤松美和子,家永真幸,佐藤幸人,垂水千恵,羽根次郎
長谷川健治(アドバイザー)
企画委員(7名) 冨田哲(委員長),清水麗(副委員長),北村嘉恵,倉本知明,湊照宏,宮岡真央子,李郁蕙
広報 福田円,今井淳雄(ホームページ担当),大東和重(ニュースレター担当)
定例研究会 松岡格,澤井律之(関西),田畠真弓(台北)
文献目録 洪郁如
国際交流 菅野敦志
対外発信
プロジェクト
論文発信委員会
沼崎一郎(委員長)、垂水千絵、菅野敦志
理事会書記 明田川聡士
第23回大会実行委員 松田康博(委員長)
学会選賞選考委員会 山口守(委員長),植野弘子,三澤真美恵,松本充豊,赤松美和子
会計監査 岸本千佳司(2020年度まで),張士陽(2021年度まで、暫定)
選挙管理委員(暫定) 岡部芳広(委員長),鈴木賢,田中雄大
事務局 川上桃子(事務局担当理事),鶴岡宏美
 
日本台湾学会第11期前期運営組織(2020年5月まで)

理事長

松田康博
副理事長 北波道子
理事(31名) 赤松美和子,家永真幸,植野弘子,大東和重,小笠原欣幸,何義麟,上水流久彦,川上桃子,川島真,河原功,北波道子,洪郁如,黄英哲,駒込武,佐藤幸人,菅野敦志,垂水千恵,陳培豊,冨田哲,福田円,星名宏修,松岡格,松金公正,松田康博,松本充豊,三尾裕子,三澤真美恵,宮岡真央子,山﨑直也,やまだあつし,林初梅
常任理事(10名) 赤松美和子,家永真幸,大東和重,上水流久彦,川上桃子,洪郁如,菅野敦志,冨田哲,三澤真美恵,山﨑直也
幹事(7名) 明田川聡士,浅野豊美,今井淳雄,北村嘉恵,澤井律之,清水麗,田畠真弓
総務 川上桃子
総務補佐 大東和重
会計財務 山﨑直也
学会報編集委員
(7名)
上水流久彦(委員長),松金公正(副委員長),赤松美和子,家永真幸,佐藤幸人,垂水千恵,羽根次郎
長谷川健治(アドバイザー)
企画委員(7名) 冨田哲(委員長),清水麗(副委員長),北村嘉恵,倉本知明,湊照宏,宮岡真央子,李郁蕙
広報 福田円,今井淳雄(ホームページ担当),大東和重(ニュースレター担当)
定例研究会 松岡格,澤井律之(関西),田畠真弓(台北)
文献目録 洪郁如
国際交流 菅野敦志
理事会書記 明田川聡士
第22回大会
実行委員
梅森直之(委員長)
学会賞 未定
会計監査 石垣直(2019年度まで),岸本千佳司(2020年度まで)
選挙管理委員 未定
事務局 川上桃子(事務局担当理事),鶴岡宏美
   
日本台湾学会第11期理事会選挙結果報告

日本台湾学会第11期理事選挙の開票作業に付、2019年2月7日に早稲田大学戸山キャンパス(東京都新宿区戸山1-24-1)第4会議室において、立会人のもと厳正に実施いたしました。本学会第11期理事選挙の開票結果は次の通りです。

投票者数:    94人(有権者数:422人)
有効投票用紙数: 93枚
無効投票用紙数: 1枚

理事当選者(五十音順、敬称略):
赤松美和子 家永真幸 植野弘子 大東和重 小笠原欣幸 何義麟
上水流久彦 川上桃子 川島真 河原功 北波道子 洪郁如
黄英哲 駒込武 佐藤幸人 菅野敦志 垂水千恵 陳培豊
冨田哲 福田円 星名宏修 松岡格 松金公正 松田康博
松本充豊 三尾裕子 三澤真美恵 宮岡真央子 山﨑直也 やまだあつし
林初梅

選挙規定第4条「得票数の多い順に30名を当選者とする。ただし同点得票者が出た場合は最高35名までを当選者とする」という規定に基づき、上記31名の当選を確認いたします。

以上の通り、ご報告を申し上げます。

第11期選挙管理委員会
委員長 張 文菁
委員  羽根 次郎
委員  岡部 芳広
立会人 赤松 美和子
第11期理事会議事録
総会 第11期第1回会員総会(第21回大会総会)(2019年6月8日)
理事会 第1回会議(2019年6月7日)
理事会 第2回会議(2020年05月31日)
理事会 第3回会議(2021年05月22日)
常任理事会 第1回会議(2019年7月30日)
常任理事会 第2回会議(2019年12月7日)
常任理事会 第3回会議(2020年3月7日)
常任理事会 第4回会議(2020年7月19日)
常任理事会 第5回会議(2020年12月6日)
常任理事会 第6回会議(2021年3月7日)
 

【第11期第1回会員総会(第21回大会総会)議事録】(抄)
日時 2019年6月8日18:10-18:50
場所 福岡大学A棟2階 A201
司会 鳳気至純平
議長 門間理良
書記 鶴園裕基

総会の開催に先立って山口守学会賞選考委員会委員長より、第10回台湾学会賞の選考結果の公表、ならびに賞状の授与が行われた。
政治部門では福永玄弥論文が、文化文学言語分野では倉本知明論文が受賞した。歴史社会分野については受賞なしとなった。
   
第11期第1回会員総会議長・書記選出司会の鳳気至純平会員より議長に門間理良会員、書記に鶴園裕基会員が推薦され、承認された。
   
報告

  1. 第11期理事選挙の結果について張文菁選挙管理委員長より報告があった。2月7日早稲田大学で行われた開票作業についての報告がなされ、結果については学会HP上で公表していることが報告された。
  2. 第11期理事長選挙について三澤真美恵理事長より報告があった。第11期第1回理事会により満場一致で松田康博理事が推薦され、満場一致で選出されたことが報告された。
  3. 松田理事長より前任の三澤前理事長に対し謝辞が述べられた後、次のような所信表明があった。(1)プラットフォームとしての学会活動のクォリティコントロールを行う。(2)修学旅行の研修など、社会的アウトリーチを展開していく。(3)英語、華語を通じた国際的なアウトリーチを展開していく。また第11期の常任理事等について松田康博理事長より報告された。
  4. 2018年度業務報告 (1)総務担当(星名)昨年の総会で会員数は476名と報告したが、その後、長期未納会員が会費を納入したため会員資格を回復し、477名となった。3回の常任理事会と昨日の理事会で、新規入会者が20名、退会者15名が承認された。よって現在の会員数は482名である。(2)財務担当(北波)会計報告は議案で行う。会費納入率は全体で72%、一般会員は75%、学生会員は55%である。(3)編集担当(上水流)第21号台湾学会報は17名の投稿があり、5名の論説と1名の研究ノートが採択され、7名の書評が掲載決定となった。また査読協力への感謝を述べた。(4)企画担当(川上)第21回大会には、分科会企画、自由論題報告あわせて25件の応募があり、それぞれ2名の検討者による審査を経て、23件が採択された。これをもとにプログラムが作成され、学術大会では、5つの企画分科会と7つの自由論題分科会が行われた。(5)広報担当(山崎・大東)ウェブサイト、ブログ、メール情報配信サービス(JATS Mail News)は通常通り。JATS Mail Newsは、前回理事会(2018年5月25日開催、第10期第2回理事会)後、2019年6月7日までに27号(号外10号)を発行(通巻142号)した。JATS Mail Newsの登録アドレスは全466件。会員424名(458件)、賛助会員7件、事務局1件(2019年6月5日現在)。ニュースレターは、現在第37号を編集中。特集は「学術大会を振り返って」。執筆予定者には依頼済み。発行は10月上旬、配信は9月末を予定している。(6)目録担当(洪)「戦後日本における台湾関係文献目録」については、2019年6月で総レコード数は16,524件となっている。(7)国際交流担当(松田)地域研究学会連絡協議会のニューズレターを5月7日にメールサービス上で回覧した。また早稲田大学主管のJournal of Contemporary East Asian Studies紙より、東アジアの地域研究学会から推薦された論文を採録したいという申し出があったが、選抜プロセスや予算等の問題もあり次期への申し送りとした。(8)定例研究会担当(松岡・北波・富田)関東:2018年度は第124回から第137回まで計14回行われ、平均して37名の参加者があった。関西:台湾史研究会との共催で12月に関西部会大会を行い、盛会となった。台北:昨年12月、今年1月と3月の計3回、台北例会を開催した。直近の例会が第83回である。1回あたりの平均参加人数は8.3人。3回はいずれも張文薫会員の厚意により、台湾大学台湾文学研究所の会議室を借りて実施された。

 

議題

 

  1. 2018年度決算案について(1)決算案:北波理事より映写資料に基づき決算案が提案・説明がなされた。2017年度に比較して会計規模が拡大しかつ大幅黒字となったこと、その理由として会費の収入が大幅に拡大したこと、また学会賞用の資金として若林名誉理事長より50万円の寄付を頂いたことが説明された。また台北の口座の予算を日本円に変える際の帳簿上の処理により、およそ2万円の為替差損が出たことが報告された。今年度実績は予算・前年度比でも大幅増となったが、これは2019年に理事会選挙の投票用紙を送付した際に、新年度の振込用紙を同封したことで納入額が増えたこと理由であると報告された。2)監査報告:会計監査の藤澤太郎会員より、2018年度会計報告あり。関連報告の監査を行い、適正であることが報告された。
  2. 2019年度予算案について 北波理事より映写資料に基づき予算案が提示され、異議なく承認された。
  3. 会計監査の選任 藤澤会員の任期満了に伴い、石垣会員、岸本会員に理事会より推薦があり、異議なく承認された。
  4. 台湾文学学会との協力協定締結について 松田康博副理事長より台湾文学学会との協力協定書の提案があった。内容としては、両学会の会員が相手の学会の年会費及び参加費に相当する額を払えば、審査等所定の手続を経て協定先の学術大会で報告できる。学会誌の投稿については、相手の定める金額を支払えば(台湾学会については年会費相当5000円)投稿できる。署名時に発効し、随時通知によって協定を終了することができるとした。また台湾文学学会についての紹介がなされた。またこれに関する対外的協力協定に関する規約改正(第12条)の提案がなされた。
  5. シニア会員の新設等に関する規約改正について 台湾学会の最初の世代の会員が既に定年退職にさしかかっていることから、今後もかれらに学会に関わっていただくため、新しい会員枠としてシニア会員を創設することの提案があった。65歳以上の会員に申請の資格があり、3万円以上を一括納入すれば一般会員と同様の資格を無期限に認めるもの。3万円以上の納入分については学会賞等若手会員の支援に充てることとし、授賞式やホームページ等で感謝の意を表す。パートナー会員についても同様の取扱をすることとし、これらに関する規約改正(第5条)の提案がなされた。(退会規定について)慣習的に行われていた退会に関する手続を明文規定する、規約第4条の2に関する提案がなされた。主要な点としては2年以上の未納者は学会報を受け取ることが出来ず、4年以上の未納者は会員資格を停止し、資格停止後に常任理事会の議決により退会を承認するというもの。以上の提案について異議なく承認された。
  6. 22回学術大会開催校と日時について 星名理事より2020年の学術大会は530日、31日に早稲田大学で開催を予定していることが報告された。また梅森直之第22回学術大会実行委員会の代理として浅野豊美会員より挨拶があった。
  7. その他 1)冨田企画委員長より第22回学術大会の企画、分科会、自由論題報告への応募が呼びかけられた。2)上水流編集委員長より学会報への投稿を呼びかけた。3)宮岡第21回学術大会実行委員長より挨拶があった。
以上で予定された議事はすべて終了し、議長より閉会が宣言された。

以上


【第11期理事会第1回会議議事録】(抄)
日時   2019年6月7日(金) 15:15-16:30
場所   福岡大学文系センター棟15階第7会議室
出席(理事):赤松美和子、家永真幸、植野弘子、大東和重、上水流久彦、川上桃子、北波道子、洪郁如、佐藤幸人、冨田哲、星名宏修、松田康博、三澤真美恵、山﨑直也、やまだあつし
欠席(理事):小笠原欣幸、何義麟、川島真、河原功、黄英哲、駒込武、菅野敦志、垂水千恵、陳培豊、福田円、松岡格、松金公正、松本充豊、三尾裕子、宮岡真央子、林初梅
主宰:三澤真美恵理事、松田康博理事長
書記:明田川聡士

慣行にしたがい、まずは三澤真美恵第10期理事長が議長席に着き議事に入った。

議題
  1. 第11期理事選挙の結果について(張文菁選挙管理委員長。星名第10期総務担当理事による代理報告)
    第11期の理事選挙結果につき報告された。2019年2月7日に早稲田大学で開票作業が行われ、投票総数94(有効93、無効1)があり、得票の多い順に31名が理事に選出された。
  2. 理事長の選出について(三澤第10期理事長)
    三澤議長より理事長候補者の自薦・他薦の呼びかけがあり、いずれも申し出はなかった。松田康博理事が三澤理事より推薦され、満場異議なく全会一致をもって第11期理事長に選任された。
    三澤理事に代わり、松田新理事長が議長席に着き、新任の挨拶を行った。
  3. 第11期業務執行体制について(松田第11期理事長)
    松田理事長より、下記の第11期業務執行体制案が示された。満場異議なく原案が承認された。

    日本台湾学会第11期前期運営組織(敬称略)
    副理事長 北波道子
    常任理事(10名) 赤松美和子 家永真幸 大東和重 上水流久彦 川上桃子 洪郁如 菅野敦志 冨田哲 三澤真美恵 山﨑直也
    総務 川上桃子
    総務補佐 大東和重
    会計財務 山﨑直也
    学会報 上水流久彦
    企画 冨田哲
    広報  福田円
    文献目録 洪郁如
    国際交流 菅野敦志
    理事会書記 明田川聡士(幹事)
    幹事(7名) 明田川聡士 浅野豊美 今井淳雄 北村嘉恵 澤井律之 清水麗 田畠真弓
    定例研究会 松岡格(関東) 澤井律之(関西) 田畠真弓(台北)

    上水流理事より、編集委員会構成につき以下の通り報告された。
    学会報編集委員(7名) 上水流久彦(委員長) 松金公正 赤松美和子 家永真幸 佐藤幸人 垂水千恵 羽根次郎 長谷川健治(アドバイザー) 

    冨田理事より、企画委員会構成につき以下の通り報告された。
    企画委員(7名) 冨田哲(委員長) 清水麗 北村嘉恵 倉本知明 湊照宏 宮岡真央子 李郁蕙

    山﨑理事より、広報分担につき以下の通り報告された。
    広報 福田円 今井淳雄(ホームページ担当、幹事) 大東和重(ニュースレター担当)
  4. 会計監査の推薦について(松田第11期理事長)
    松田理事長より、今期の会計監査につき、石垣直会員(2019年度まで)、岸本千佳司会員(2020年度まで)の2名が候補として推薦され、総会への推薦者とすることが満場異議なく承認された。
  5. 第21回学術大会予算(案)について(北波第10期会計財務担当理事)
    北波理事より、第21回学術大会予算(案)が報告された。同予算(案)は第10期理事会ですでに承認されていることが説明されたうえで審議に付され、満場異議なく承認された。
  6. 2019年度予算(案)について(北波第10期会計財務担当理事)
    北波理事より、配布資料に基づき2018年度決算案および2019年度予算案が示された。同予算(案)は審議に付され、満場異議なく承認された。
  7. 第11期第1回会員総会の議案について(星名第10期総務担当理事)
    星名理事より、総会議案が示され審議に付された。「議案」「5.シニア会員の新設に関する規約改正について」を「シニア会員の新設等に関する規約改正について」に変更する旨の提議があり、承認された。
  8. 第22回学術大会開催校及び日程について(三澤第10期理事長)
    三澤前理事長より、早稲田大学で5月30日(土)、31日(日)に開催することが内定していること、実行委員長は梅森直之会員であることが報告された。
  9. その他
    第21回学術大会報告論文の中に、提出が著しく遅延し、かつ完成には遠い内容でアップロードされたものがあったことが指摘された。各理事から多様な見解が示されたため、本件に関しては大会当日の様子を把握したうえで常任理事会において対応を検討することが承認された。

 

 

報告
  1. 2018年度決算、及び会計監査について(北波第10期会計財務担当理事)
    2018年度決算が前理事会にて承認され、会計監査が無事済んだことが報告された。
  2. その他
    なし。
以上


【第11期理事会第2回会議議事録】(抄)
日時   2020年5月31日(日)16:30-18:10
場所   ZOOMによるオンライン開催
出席:出席(理事):赤松美和子、家永真幸、植野弘子、小笠原欣幸、大東和重、何義麟、上水流久彦、川上桃子、川島真、北波道子、洪郁如、佐藤幸人、黄英哲、駒込武、菅野敦志、垂水千恵、冨田哲、星名宏修、松金公正、松本充豊、松田康博、三尾裕子、三澤真美恵、宮岡真央子、山﨑直也、やまだあつし、林初梅
(名誉理事長):春山明哲
(幹事):明田川聡士、浅野豊美、北村嘉恵、清水麗、田畠真弓
(会計監査):岸本千佳司
(第22回学術大会実行委員長):梅森直之
欠席(理事):何義麟、河原功、陳培豊、松岡格、福田円
(名誉理事長):下村作次郎、若林正丈
主宰:松田康博理事長、書記:明田川聡士

理事会の議事に先立ち、大会実行委員長の梅森直之会員より、実行委員長挨拶があった。

報告
1.理事長・事務局
(1)松田理事長
 はじめに、第22回学術大会がオンライン形式での運営へと変更された経緯、および今年度会員総会の開催を中止することの影響について説明がなされた。それに伴い、今回の理事会では報告・議題の前に「議題1.」のみ先に審議・採決することが提案された。 次に、「日本台湾交流協会表彰」(2020年1月31日、於日本台湾交流協会東京本部)での表彰式に出席したことが報告された。また、早稲田大学で開催されたオンライン方式によるシンポジウムと分科会が成功裏に進んだことも報告された。

(2)川上総務担当理事 
 「シニア会員制度」申請書の学会ホームページ上での掲示とその受付状況について報告がなされた。

2.各業務担当
(1)川上総務担当理事
2020年5月現在の会員数(一般・学生会員:473名、賛助会員:7件、過去1年間の入会者数:1名、同退会者数:18名)および第11回日本台湾学会賞選考委員会(山口守委員長(文化文学言語分野)、松本充豊委員(政治経済分野)、植野弘子委員(歴史社会分野)、三澤真美恵委員(歴史社会分野)、赤松美和子委員(文化文学言語分野))の人選について報告がなされた。
(2)山﨑会計財務担当理事
2019年度決算、及び会計監査について報告がなされた。石垣直会員、岸本千佳司会員による監査が行われ、適正に運用されている。
(3)上水流編集委員長
学会誌の編集状況について報告がなされた。第21号では11本の投稿のうち3本が採用され、また書評とエッセイ、昨年度大会の基調講演なども掲載される予定である。
(4)冨田企画委員長
分科会企画・自由論題報告の募集と選考、およびオンライン形式での書面討論に至った経緯について報告がなされた。
(5)福田広報担当理事(川上理事による代理)
学会ホームページ、ブログ、ニュースレター、メールサービスの運用状況について報告がなされた。現在メールサービスは一般会員464件、賛助会員8件の登録があり、この一年間でJATSメーリングリストでは18本を配信した。ニュースレターは通巻第38号を発行し、現在は第39号を編集中である。
(6)洪目録担当理事
「戦後日本における台湾関係文献目録」について報告がなされた。2020年5月31日現在の総レコード数は、全件18,499件。日本台湾交流協会には2020年4月に同年1月~3月分の文献目録を送付した。
(7)菅野国際交流担当理事
「対外発信力強化プロジェクト細則案」に関して常任理事会で審議した経緯について報告がなされた。また、地域研究学会連絡協議会(JCASA)にて、本学会の活動報告(会合参加、ニュースレター寄稿など)を行ったことについても報告がなされた。
(8)定例研究会担当(関東、関西、台北)
関東:担当理事の松岡格会員(川上理事による代理)より、全9回の定例研究会が開催されたことが報告された。今年度の開催にあたっては状況に応じて適宜検討したい。
関西:担当幹事の澤井律之会員(北波理事による代理)より、毎年1回の学術研究大会が2019年12月21日に京都光華女子大学で開催されたことが報告された。今年度は12月19日に立命館大学での開催を予定している。
台北:担当幹事の田畠真弓会員より、3月6日に定例研究会が開催される予定であったが、諸般の事情で中止されたことが報告された。なお、冨田哲会員より昨年度は9月21日にも定例研究会が開催されたことの補足説明がなされた。

3.その他
特になし。


議題
1. 会員総会の不開催に伴う暫定決算案・同予算案の扱いおよび暫定選挙管理委員・同会計監査の選任について(松田)
本学会規約(第7条)の確認がなされ、今年度は決算案と予算案の審議・採決、会計監査委員と選挙管理委員の人事選定などを暫定的に理事会で承認したうえで、来年度の会員総会にて正式に決定する、という旨の提議があった。本件については満場異議なく承認された。なお、規約には「会員総会は本会の最高意思決定機関であり、本会の活動、人事、規約改正等重要事項について審議、決定し、予算及びその決算を承認する」と明記されているが、総会が開催できない場合には理事会が意思決定を代行できるという規定もないことの確認がなされた。

2. 2019年度暫定決算案について
(ア) 暫定決算案について(山崎理事)
 配布資料のとおり暫定決算案が示された。純収入1,674,760円、準支出2,521,285円、赤字846,525円である。収入については特に会費収入が1,453,800円にとどまったが、支出については10,511,597円と予算を下回る執行がなされ、全体的には効率的に運営された。2020年度は会費納入率を高めることを目指したい。
配布資料の補足説明として、第21回会員総会(2019年6月8日)で承認された2019年度予算案において、「学会賞用寄付金繰越金」として計上すべき460,000円が「日本円現金および預金残高」に計上されていたため、当該費目間で調整を行った旨も報告がなされた(総額自体は変更なし)。また、2018年度に受け入れた寄付金(500,000円)を学会賞の基金として運用してきたが、うち30,000円を寄付金出資者のシニア会員費として扱うことが常任理事会で承認されたため、30,000円を「学会賞用寄付金繰越金」から「日本円現金(含有価証券)および預金残高」に移動した旨も報告がなされた。
(イ) 会計監査について(岸本)
 会計監査担当の岸本千佳司会員より、決算案が適正に表示されていることを確認した旨が報告された。
以上を受け、2019年度の暫定決算案は満場異議なく承認された。

3. 2020年度暫定予算案について(山崎理事)
配布資料のとおり暫定予算案が示された。2020年度は理事選挙を予定しているため、選挙費用の予算として200,000円を計上した。また、新たに設ける「優秀論文英訳費」については50,000円を計上したが、本日の理事会審議で採決されなければ削除する旨の説明がなされた。2020年度の暫定予算案は満場異議なく承認された。

4. 第22回学術大会暫定予算案について(山崎理事)
配布資料のとおり学術大会暫定予算案が示された。第22回学術大会暫定予算案は満場異議なく承認された。

5. 暫定会計監査の選任について(川上理事)
石垣直会員の任期満了につき、2020年度は張士陽会員を暫定会計監査に推薦したい旨が報告された。暫定会計監査の選任は満場異議なく承認された。

6. 暫定選挙管理委員の選任について(川上理事)。
第10期選挙管理委員について、選挙管理委員長:岡部芳広会員、選挙管理委員:鈴木賢会員、田中雄大会員を暫定会計監査に推薦したい旨が報告された。暫定選挙管理委員の選任は満場異議なく承認された。

7. 対外発信力強化プロジェクト細則案について(菅野理事)
配布資料のとおり「対外発信力強化プロジェクト細則案」が示された。本学会の対外発信の向上を図るため、①Routledge社が発行する英文ジャーナルJournal of Contemporary East Asia Studies(早稲田大学編集、オープンソース)へのJATS優秀論文の推薦と英訳、②外部の応募可能な各種学術賞に学会として組織的に推薦することが提案された。本プロジェクトは外部資金に基づく時限的なプロジェクトであり、実施細則は学会賞規定とは別個のものとして位置づけることが説明された。また、①については、学会が選定した優秀論文の英訳費の一部を台北駐日経済文化代表処にご協力いただく予定であることが説明された。理事長より、今年度は総会が開催されないことを受け、本プロジェクトについては①に限定して一年間の暫定的運用をし、来年度以降、総会での審議にはかることが修正提案され、承認された。

8. 第23回学術大会開催校と日時について(松田理事長)
やまだあつし第23回学術大会実行委員長(名古屋市立大学)から挨拶があった。2021年5月29日(土)、30日(日)に名古屋市立大学で開催する。

9. 会員の入退会、シニア会員について(川上理事)
新規入会(1名)、一般会員からシニア会員への移行(4名)の申請があり、承認された。

10. その他
特になし。

以上


【第11期理事会第3回会議議事録】(抄)
日時   2021年5月22日(土) 10:00-11:00
場所   Webexオンライン会議
出席:赤松美和子、家永真幸、大東和重、植野弘子、小笠原欣幸、何義麟、上水流久彦、川上桃子、北波道子、洪郁如、駒込武、佐藤幸人、菅野敦志、垂水千恵、冨田哲、福田円、星名宏修、松金公正、松田康博、三澤真美恵、山﨑直也、やまだあつし、林初梅(以上 理事)、若林正丈、下村作次郎、春山明哲、山口守(以上、名誉理事長)
欠席(理事): 松本充豊(委任状)、浅野豊美、川島真、澤井律之、河原功、黄英哲、松岡格、宮岡真央子、三尾裕子
主宰:松田康博理事長
書記:新田龍希

理事会の議事に先立ち、大会実行委員長の松田康博理事長より、実行委員長挨拶があった。


報告
1.理事長・事務局
(1)松田理事長
この2年間のコロナ禍における学会運営について報告がなされた。
(2)川上総務担当理事
コロナ禍のため事務局は在宅勤務を継続していることが報告された。2021年度版名簿から設けられた研究領域欄について、ウェブサイトから会員情報の更新ができるので協力を求める旨の発言があった。

2.各業務担当
(1)川上総務担当理事
 現時点での会員数(総数484名。内訳:一般416名、学生60名、シニア8名)、及び直近1年間の変動(入会者21名、退会者10名、シニアへの移行8名)について報告がなされた。
(2)山﨑会計財務担当理事
 第6回常任理事会以降現在まで支出報告がなされた。クレジットカードによる会費納入の検討については次期理事会への申し送り事項とする。
(3)上水流編集委員長
 第23号は予定通り6月下旬に発行予定。内訳は昨年度のシンポジウム関係6本、論説5本、研究ノート1本、史料紹介1本、書評7本、エッセイ1本。
(4)冨田企画委員長
 分科会企画・自由論題報告の募集と選考、およびオンライン形式での開催について報告がなされた。
(5)福田広報担当理事
 第6回常任理事会以降の学会ホームページ、ブログ、ニュースレター、メールサービスの運用状況について報告がなされた。現在メールサービスは486件の登録がある(会員436名(477件)、賛助会員8名、事務局1名)。また学術大会終了後にウェブサイトのSSL化及びリニューアルの検討を進める旨が報告された。
(6)洪目録担当理事
 戦後台湾関係目録の存廃についての検討を次期に引き継ぐことが報告された。
(7)菅野国際担当理事
 昨年度開始された対外発信プロジェクト(JCEASへの翻訳投稿)について、対象論文が3月29日にJCEASホームページに掲載されたことが報告された。またIJTSとの連携協力として『日本台湾学会報』掲載の書評を英訳することが決定したこと、及びJCASAニューズレター15号に本学会活動報告を提出済みであることが報告された。
(8)定例研究会担当(松岡-川上代理報告、澤井-北波代理報告、田畠)
 関東:定例研究会は前回大会以来オンラインで3回開催したこと(第147〜149回)が報告された。
 関西:例年通り台湾史研究会と共同で11月29日に関西部会大会を開催したことが報告された。今年度は12月18日に京都で開催予定。
 台北:4月24日に予定通り第85回定例研究会を開催したこと、及び第86回定例会は5月22日に開催予定だったがコロナ感染拡大により開催見送りとなったことが報告された。
(9)山口学会賞選考委員長
 学会賞の選考委員の構成、選考の経緯、及び委員会推薦論文2本とそれぞれの推薦理由が報告された。なお今回は文化文学言語分野の受賞論文はなかった。
(10)岡部芳広選挙管理委員長(川上代理報告)
 日本台湾学会第12期理事選挙の経緯及び結果が報告された。
(11)その他
 なし。

議題
1.2020年度決算案について
(1)決算案について(山﨑理事)
 前年度は仮決議になっていたため、今回の総会に2019年決済案、2020年度予算案がかけられることが報告された。
 2020年度決算案が示された。全体としては赤字基調であるが、昨年度は入会金・会費収入が堅調だったこと、学会賞に対する寄附金があったこと、大会支出が少なかったことから、收入が支出を上回ったことが報告された。
(2)会計監査について(岸本会員-川上代理報告)
 会計監査担当の岸本千佳司会員より、決算案が適正に表示されていることを確認した旨が報告された。

 2020年度決算案は満場異議なく承認された。
2.第23回学術大会予算(案)について(山﨑理事)
 配布資料のとおり学術大会予算案が示された。第23回学術大会予算案は満場異議なく承認された。

3.日本台湾学会賞の選考結果について(松田理事長)
 過去の選考手続きにおいて日本学会賞規定第2条の規定とは異なり、慣習的に理事会ではなく理事長による委員長・副委員長・委員の委嘱が行われていたため、以後は規定通りに選考手続きを進める旨が報告された。日本台湾学会賞の選考方法の整理は満場異議なく承認された。

4.学会賞拡充に伴う学会賞規定の改定について(三澤理事)
 学会賞規定の改定について、議論の経緯が報告された。学会賞拡充に伴う学会賞規定の改定については満場異議なく、総会の審議にかけることが承認された。

5.第12期第1回会員総会の議案について(川上理事)
 川上理事より2021年5月29日開催予定の会員総会の議案が示され、満場異議なく承認された。

6.第24回学術大会開催校について(松田理事長)
 松田理事長より、新型コロナウィルスの影響に鑑み、ゼロベースで検討しなおす旨が説明された。今後、早い時期に理事会で検討するも、第3回理事会では未決で承認された。

7. 会員の入退会について(川上理事)
 大会参加申し込み時までの入会申請についてはすでに常任理事会で審査済み。その後の入会申請は1件のみであったが、会員の入退会について満場異議なく承認された。

8.その他
特になし。

以上


【第11期理事会第1回常任理事会議事録】(抄)
日時   2019年7月30日(火) 13:00-18:30
場所   東京大学東洋文化研究所3階第1会議室
出席:松田康博(理事長)、赤松美和子、家永真幸、上水流久彦、川上桃子、洪郁如、菅野敦志、冨田哲、三澤真美恵、山崎直也(以上、常任理事)、宮岡真央子(第21回大会実行委員長)、星名宏修(前総務担当理事)
欠席:北波道子(副理事長)、大東和重(常任理事)、梅森直之(第22回大会実行委員長)
議長:松田康博
書記:明田川聡士(幹事)

報告
  1. 理事長・事務局
    (1) 松田理事長
    第11期前期運営組織についての確認と挨拶がなされた。
    (2) 川上総務担当理事
    事務局を代表し、川上理事より報告がなされた。今後は事務局の連絡先を「日本貿易振興機構アジア経済研究所 気付」とする。なお、住所・メールアドレスについては変更なし。
  2. 各業務担当
    (1) 川上総務担当理事
    特になし。
    (2) 山﨑会計財務担当理事
    新旧会計財務担当理事の間で業務の申し送りと関連資料の受け渡しが行われた。
    (3) 上水流編集委員長
    『日本台湾学会報』(第21号)の印刷・製本状況に関する報告がなされた。7月31日発行予定のもと印刷を行っている。
    (4) 冨田企画委員長
    前任担当理事からの業務引継ぎに関する報告がなされた。
    (5) 福田広報担当理事(川上理事による代理報告)
    「広報関連の業務引き継ぎについて」「ウェブサイト、ブログ、メール情報配信サービスの運用状況」「ニュースレター関連」に関する報告がなされた。
    (6) 菅野国際交流担当理事
    前任担当理事からの業務引継ぎについての説明がなされた。「地域研究学会連絡協議会(JACASA)での活動」「台湾文学学会との協定締結後の対応」「国際シンポジウムの案内」に関する報告がなされた。
    (7) 洪文献目録担当理事
    日本台湾交流協会(以下、交流協会)のホームページに掲載されている「戦後日本における台湾関係文献目録」(以下、「目録」)に関する報告がなされた。2019年度4月から6月分の文献目録はすでに送付済み。現在の総レコード数は全16,524件。
  3. その他
    特になし。
議題

 

  1. 第21回学術大会について(宮岡、川上)
    ・第21回学術大会(於福岡大学 2019年6月7日、8日)に関する報告がなされた。配布資料にもとづき「1.実行委員会のメンバーと役割分担」「2.大会開催の成果」「3.大会までの主な準備事項とスケジュール」「4.大会準備・運営にかかる反省点・今後の課題」「5.分科会・公開シンポジウムにかかる引き継ぎ点」「6.今大会の受付で生じた会計関係の要確認事項と対応策」「7.今大会の実行委員会の体制についての反省点と私見」についての説明がなされた。
    ・当日の各分科会の運営状況を踏まえて、論文提出状況や代理報告の是非について、またより自由闊達な議論を促進するためのフロア討論のあり方に関する議論が行われた。
  2. 第21回学術大会決算報告(宮岡)
    第21回学術大会(於福岡大学 2019年6月7日、8日)に関する決算報告がなされた。配布資料にもとづき説明がなされた。
  3. 2019年度予算案の修正および2018年度中にあった寄付金の扱いについて。財務会計関連資料の処理について(山﨑)
    ・第21回会員総会(2019年6月8日開催)で承認された2019年度予算案の一部費目の金額に誤りがあったため(総額は変更なし)、当該部分を修正した2019年度予算の修正案を2020年5月開催予定の第22回会員総会で再審議にかけることが承認された。
    ・2018年度中にあった会員からの寄付金のうち、3万円を同会員のシニア会員費として2019年度に計上する。これに伴い、寄付金の項目を下方修正した2018年度決算案を第22回会員総会で再審議にかけることが承認された。
    ・財務会計資料の破棄に関する方針が取り決められた。
  4. 第22回学術大会分科会企画・自由論題報告の募集要項について(冨田)
    第22回大会での募集・審査スケジュール、告知方法が原案通り承認された。なお、応募の締め切りは10月20日。
  5. 『日本台湾学会報』第22号の投稿および原稿執筆要領等について(上水流)
    第22号の投稿要領、執筆要領が原案通り承認された。なお、投稿の締め切りは、10月17日。
  6. 台湾文学学会員による『日本台湾学会学術大会』『日本台湾学会報』への応募について(冨田)
    台湾文学学会員向けの大会、学会報への応募要領が取り決められた。
  7. 過去の学術大会運営に関する問題の指摘について(三澤)
    今年3月に常任理事会宛に過去の学術大会運営に関する問題を指摘する意見が寄せられた。常任理事会では慎重に議論し必要な聞き取り調査を実施すると共に、今後の大会に向け、適切な業務配分など留意すべき点を確認した。
  8. 台湾修学旅行支援研究者ネットワーク(SNET)ウェブページの拡充について(赤松、洪、山﨑)
    赤松常任理事より、SNETに関して事前学習教材等を加えて内容を拡充し、複数枚のページで展開したい旨の提案があった。SNETと日本台湾学会との協力体制のあり方についても議論した。第21回学術大会では松田理事長より学会のソーシャル・アウトリーチの重要性に言及があったことを鑑みて、SNETと学会の協力関係を強化していくことが承認された。
  9. 第22回大会について(家永)
    実行委員会を代表し、実行委員会の構成案、日程・会場案、大会準備進捗状況に関する報告がなされた。実行委員長は梅森直之会員、日程は2020年5月30日(土)〜31日(日)の予定である。また、次回常任理事会には梅森実行委員長にも出席を要請し、常任理事会と連携して準備を進めていくことが確認された。
    なお、託児については託児補助の利用者が少ないことから、補助方式の見直し、あるいは子女帯同での大会参加を認める方針に移行することも重要ではないかとの問題提起があった。現行の補助方式も会員の声をもとに常任理事会で多くの時間をかけて議論した結果であることが確認され、次大会に向けて審議を継続することとなった。
  10. Journal of Contemporary Asian Studiesへの協力およびInternational Journal of Taiwan Studiesからの協力要請について(菅野)
    ・Journal of Contemporary Asian Studiesより、同誌への推薦論文の寄稿要請があり、松田理事長による提案の結果、案としてシニア会員を中心とした選考委員会を立ち上げ、これまでの学会賞受賞論文のなかから候補論文を選出(学会の負担により英訳)し、先方に推薦することとなった。具体的な進め方については、次回の常任理事会で議論することとした。
    ・International Journal of Taiwan Studiesより、2019年福岡大会の大会概要報告(conference report)について投稿要請(英文3000ワード、締め切り10月末、2020年3月刊行)があった。川上常任理事が担当となることが決定し、原稿(日本語)の英文翻訳代の支出も承認された。
  11. 次回の常任理事会の日程について(川上)
    次回常任理事会は、12月7日(土)に、東京大学東洋文化研究所(本郷キャンパス)にて開催されることが決定した。
  12. 会員の入退会について(川上)
    入会者1名、退会者2名について承認された。
  13. その他
    特になし。
以上


【第11期常任理事会第2回会議議事録】(抄)
日時   2019年12月7日(土)13:00-17:30
場所   東京大学本郷キャンパス東洋文化研究所内 3階 第1会議室
出席:松田康博(理事長) 北波道子(副理事長) 赤松美和子 家永真幸 上水流久彦 川上桃子 菅野敦志 三澤真美恵 山﨑直也(以上、常任理事) 大東和重 冨田哲(以上、常任理事、Skypeでの参加) 清水麗(企画委員会副委員長) 梅森直之(第22回大会実行委員長)
欠席:洪郁如(常任理事)
主宰:松田康博
書記:明田川聡士(幹事)

報告
1.理事長・事務局
(1)松田理事長
日本台湾交流協会表彰の表彰式およびレセプション(2020年1月31日)について報告がなされた。
(2)川上総務担当理事
入会申し込みファイルの体裁変更について報告がなされた。

2.各業務担当
(1)川上総務担当理事
特になし。
(2)山﨑会計財務担当理事
①現在の会費納入状況について報告がなされた。
②新・旧会計財務担当理事引き継ぎ(2019年7月28日)以降の主な会計の動きについて報告がなされた。
③台湾研究の国際誌に本学会から寄稿する原稿の翻訳料を予備費から支出する点について報告がなされた。
(3)上水流編集委員長
『日本台湾学会報』(第22号)の投稿状況について報告がなされた。
(4)冨田企画委員長
第22回学術大会の応募、審査状況について報告がなされた。
(5)福田広報担当理事(赤松常任理事による代理報告)
学会ウェブサイトと「日本台湾修学旅行支援研究者ネットワーク」(以下、SNET)の各ホームページに相互リンクを貼ったことが報告された。なお、大東常任理事からは「ニュースレター」(第38号)の特集記事についても報告がなされた。
(6)菅野国際交流担当理事
Journal of Contemporary East Asia Studiesへの推薦候補論文選考組織の制度化について報告がなされた。
(7)洪文献目録担当理事(赤松常任理事による代理報告)
日本台湾交流協会のホームページに掲載されている「戦後日本における台湾関係文献目録」について報告がなされた。2019年度6月から9月分の文献目録を送付し、現在の総レコード数は全18,499件である。

3.その他
赤松常任理事よりSNETについて報告がなされた。現在、日本台湾学会定例研究会として早稲田大学で開催している「台湾地域研究と修学旅行」連続公開講座は、全三回中、二回を終了した。また、日本台湾学会のウェブサイト内のSNETのページでは、今後はウェブ教材なども追加していく予定である。

 

議題

 

1.第22回学術大会について
(1)分科会企画・自由論題報告について(冨田)
①分科会企画・自由論題報告への応募・審査状況について
分科会企画5本(1本は2セッション)、自由論題報告12本の申請があった。そのうち台湾文学学会員からの分科会企画の応募は3本であった。
②プログラム案について
分科会2部構成の場合の二案と3部構成の場合の一案が提案され、昼休みも含む3部構成での実施が可能との結論に至った。
③その他
企画責任者から経費補助の申請は無かった。
(2)会場校の準備状況について(梅森)
第22回学術大会(於早稲田大学 2020年5月30日、31日)の準備状況について報告がなされた。配布資料にもとづき「1.実行委員会構成案」「2.日程・会場について」「3.大会案内等の発送準備」についての説明がなされた。
(3)大会予算案について(梅森)
第22回学術大会(於早稲田大学 2020年5月30日、31日)の大会予算案の作成状況について報告がなされた。

2.優秀論文の選出・英訳・推薦方法について(菅野)
Journal of Contemporary East Asia Studiesに推薦する日本台湾学会(JATS)優秀論文の推薦(および英訳)方法案を提案した。 方法としては、 シニア級会員(理事長経験者)中心の選考委員会が学会賞受賞論文のなかから推薦候補論文を選出する。ただし、経費面での問題については次回常任理事会で改めて議論する。

3.規約改正について(松田)
学会規約の文言について見直しを行った。次回常任理事会にて再度確認し、来年度の会員総会に諮ることとする。

4.会員の入退会について(川上)
入退会:入会3件、退会5件。

5.次回の常任理事会の日程について(川上)
次回常任理事会は、2020年3月7日(土)に、東京大学東洋文化研究所(本郷キャンパス)にて開催されることが決定した。

6.その他
関西部会研究大会で非会員コメンテータを招聘する際の交通費支給の扱いについて説明がなされた。

以上


【第11期常任理事会第3回会議議事録】(抄)
日時   2020年3月7日(土)13:00-18:15
場所   東京大学本郷キャンパス東洋文化研究所内 3階 第1会議室
出席:松田康博(理事長) 家永真幸 大東和重(Skype参加) 川上桃子 菅野敦志 冨田哲(Skype参加) 山﨑直也(以上、常任理事) 清水麗(企画委員会副委員長) 梅森直之(第22回大会実行委員長)
欠席:北波道子(副理事長) 赤松美和子 洪郁如(常任理事) 上水流久彦 三澤真美恵 
主宰:松田康博
書記:明田川聡士(幹事)

報告
1.理事長・事務局
(1)松田理事長
①日本台湾交流協会表彰の表彰式およびレセプション(2020年1月31日)について参加報告がなされた。
②台湾文学学会主催「2020年学術研討会」(2020年10月17-18日、於国立中興大学)への参加予定について報告がなされた。
(2)川上総務担当理事
入会申請をしたものの入会金を支払っていない会員の取り扱いについて報告がなされた。

2.各業務担当
(1)川上総務担当理事
特になし。
(2)山﨑会計財務担当理事
①配付資料にもとづき、第11期第2回常任理事会(2019年12月7日)後の主な支払いについて報告がなされた。
②配付資料にもとづき、会計の納入率について報告がなされた。
③配付資料にもとづき、会費督促について報告がなされた。
(3)福田広報担当理事(川上常任理事による代理報告)
回覧資料にもとづき、学会ホームページ、学会ブログ等の運用状況について報告がなされた。
(4)大東ニュースレター担当理事
「ニュースレター」(第38号、2020年4月発行予定)の編集状況について報告がなされた。
(5)上水流編集委員長(川上常任理事による代理報告)
『学会報』(第22号、2020年6月発行予定)の編集状況について報告がなされた。
(6)冨田企画委員長
学術大会(第22回、2020年5月開催予定)の準備状況について報告がなされた。
(7)菅野国際交流担当理事
「地域研究学会連絡協議会(JCASA)」での活動について報告がなされた。
(8)洪文献目録担当理事(川上常任理事による代理報告)
「戦後日本における台湾関係文献目録」について報告がなされた。2020年3月6日現在の総レコード数は、全件18,499件、前回からの増減はない。日本台湾交流協会には2019年末に2019年10~12月分の文献目録を送付済みである。

3.その他
(1)三澤常任理事(菅野常任理事による代理報告)
配布された資料のとおりJournal of Contemporary East Asia Studiesへの推薦論文に関する件について報告がなされた。台湾駐日経済文化代表処に学術論文翻訳費用の助成について照会し、前向きな回答を得た。

議題
1. 第22回学術大会について
(1)大会プログラムについて(冨田企画委員長,清水副委員長)
企画委員会より「大会プログラム」について確認がなされた。
(2)会場校の準備状況について(梅森実行委員長)
実行委員会より会場校の準備状況について確認がなされた。その後審議を経て、縮小開催することを決定した。大会初日30日は早稲田大学で集会できる場合は早稲田会場にてシンポジウムを開催、集会できない場合には早稲田会場からFacebookを使ってオンライン配信する。二日目31日は当初の計画を大幅に変更し、学会ホームページのウェブサイト上にて報告・コメント・質疑応答等を実施する予定である。
(3)発送物について(家永常任理事兼実行委員)
実行委員会より発送物の準備状況について確認がなされた。その後審議を経て、「大会の案内」はあらたに作成し直し、開催形式の変更に伴う注意事項を記した文書も同封することに決まった。
(4)大会予算案について(梅森実行委員長)
実行委員会より大会予算案について確認がなされた。その後審議を経て、開催形式の変更に伴い予算案を作成し直すことに決まった。

2. 総会開催について
総会開催について確認がなされた。その後審議を経て、早稲田大会では会員総会は開催せず、学会ホームページにて暫定的に決算審議を実施し、次年度の大会で再度審議することに決定した。

3. 優秀論文の選出・英訳・推薦方法について(菅野)
配布された資料のとおりJournal of Contemporary East Asia Studiesへの推薦論文先行組織の制度化について審議がなされた。選考委員会の組織化に関するスケジュール、および学会賞の規定に関する確認が行われた。

4. 会員の入退会について(川上常任理事)
入退会:退会3件、学会費未納による自動退会3件を承認した。

5. その他
特になし。

以上


【第11期常任理事会第4回会議議事録】(抄)
日時   2020年7月19日(日)13:00-18:30
場所   Zoomによるオンライン会議
出席:赤松美和子、家永真幸、大東和重、上水流久彦、川上桃子、北波道子、洪郁如、菅野敦志、冨田哲、松田康博、三澤真美恵、山﨑直也(以上常任理事)
梅森直之(第22回学術大会実行委員長)、やまだあつし(第23回学術大会実行委員長)

主宰 松田理事長
書記 明田川聡士

報告
1.理事長・事務局
(1)松田理事長
特になし。

(2)川上総務担当理事
特になし。

2.各業務担当
(1)川上総務担当理事
本学会ウェブサイトでの会員総会に関する公告について報告がなされた。オンライン開催となった第11期理事会第2回理事会において審議・承認した事項を学会ウェブサイトにて公告した。異議・質問等の受付期限を2020年6月30日まで延長したが、特に異議等は寄せられなかった。理事会で承認された暫定決算・予算案等は、来年度の会員総会に付議する。また、賛助会員をめぐる事務フロー、および担当者間の業務分担を確認した。

(2)山﨑会計財務担当理事

配付資料にもとづき、会計財務関連の報告がなされた。5月31日開催の第11期第2回理事会以降、事務局員の給与のほかに、サーバレンタル料+ドメイン使用料(GMOクラウド)、『日本台湾学会報』(第22号)印刷発行費および郵送費の支出があった。また、6月9日に本年度会費の納入を会員にメール情報配信サービス(JATS Mail News)で呼びかけた。

(3)上水流編集委員長
『日本台湾学会報』(第22号)について報告がなされた。昨年度と同様の520部を印刷し、すでに送付した。

(4)冨田企画委員長
配付資料にもとづき、第22回学術大会について報告がなされた。

(5)福田広報担当理事(川上総務担当理事による代理報告)
学会ウェブサイト、学会ブログ、メール情報配信サービス(JATS Mail News)について報告がなされた。いずれも通常どおり運営が行われている。JATS Mail Newsは、前回の理事会(5月31日開催、第11期第2回理事会)終了後、7月18日までに3号(通巻162号)を発行した。

(6)大東ニュースレター担当理事
「日本台湾学会ニュースレター」について報告がなされた。今秋10月発行予定の第39号を編集中である。特集は「学術大会を振り返って 」、小特集は「台湾における新型コロナウィルス流行」に決定した。

(7)菅野国際交流担当理事
配付資料にもとづき、IJTS(International Journal of Taiwan Studies)との協力関係について報告がなされた。

(8)洪文献目録担当理事
戦後日本における台湾関係文献目録について報告がなされた。総レコード数は18,499件であり(7月19日現在)、2020年4月から6月分の文献目録は近日中に日本台湾交流協会宛てに送付する予定である。

3.その他
 特になし。

議題
1. 第22回学術大会について(梅森第22回学術大会実行委員長)
第22回学術大会(於早稲田大学、2020年5月30日、31日)について報告がなされた。

2. 第22回学術大会決算報告(明田川第22回学術大会会計担当)
配布資料にもとづき、第22回学術大会決算報告がなされ、決算案は承認された。

3. 第23回学術大会について(やまだ第23回学術大会実行委員長)
第23回学術大会の開催について、今後の流れに関する確認がなされた。会場は名古屋市立大学として、2021年5月29日(土)、30(日)の日程を確保した。大会の開催は日曜日が中心となる。

4. 第23回学術大会分科会企画・自由論題報告の募集要項について(冨田企画委員長)
配付資料にもとづき、第23回学術大会分科会企画・自由論題報告の募集要項について審議し、今後の流れに関する確認がなされた。

5. 『日本台湾学会報』第23号の投稿および原稿執筆要領等について(上水流編集委員長)
配付資料にもとづき、学会報への投稿要領等について審議がなされた。「書評へのリプライ」等、原案どおりに承認された。

6. 定例研究会(東京)等のオンライン開催について(川上総務担当理事)
定例研究会用にオンライン会議システムの有料アカウントを取得することとなった。詳細については、今後関係者の間で協議してから決定する。

7. 対外発信強化プロジェクト、IJTSからの連携相談について(菅野国際交流担当理事)
(1)対外発信強化プロジェクトについて
本件に関する進捗状況および今後の流れについて確認がなされた。
(2)IJTSからの連携相談について
IJTSから、1)英語による書評・書評論文の推薦(単著の書評/書評論文)、2)JATS学術大会におけるIJTSの展示や参加、3)グローバル台湾文化サロンへのJATSの参加等、相互連携の可能性について問い合わせがあり、本学会として協力可能な範囲で対応を進めていくこととなった。

8. 賛助会員向けサービスについて(上水流編集委員長・川上総務担当理事)
配付資料にもとづき、学術大会がオンライン開催となる場合を見据えた賛助会員向けサービスの拡充について意見交換を行った。現在では大会で出店する出版社は賛助会員であることが条件となっている。本件については、今後も審議を継続することとなった。

9. 会員の入退会について(川上総務担当理事)
入会申請6件、シニア申請1件が承認された。

10. 次回の常任理事会の日程について(川上総務担当理事)
次回の常任理事会は12月6日(日)13時より行う。現時点で開催場所は未定である。

11. その他
特になし。

以上


【第11期常任理事会第5回会議議事録】(抄)
日時   2020年12月6日(日)13:00-17:00
場所   Zoomによるオンライン会議
出席:赤松美和子、家永真幸、大東和重、上水流久彦、川上桃子、北波道子、洪郁如、菅野敦志、冨田哲、松田康博、三澤真美恵、山﨑直也(以上、常任理事)
やまだあつし(第23回学術大会実行委員長)
主宰:松田康博理事長
書記:平井新

報告
1. 理事長・事務局
(1) 松田理事長
台湾協会主催の「交札台湾の会」への参加、台湾文学学会の「『想像2010年代台湾文学史』:2020台湾文学学会年度学術研討会」への参加について報告がなされた。常任理事の持ち回り審議を経て、地域研究学会連絡協議会(JCASA)の「日本学術会議第25期新規会員任命に関する緊急声明」に理事長名で賛同を表明したこと、同じく人文・社会科学系学協会の「共同声明」に賛同を表明したことについて報告がなされた。

(2) 川上総務担当理事
特になし。

2. 各業務担当
(1) 川上総務担当理事
① 第12期理事選挙の準備状況について報告がなされた。②日本台湾学会賞候補の推薦依頼についての報告がなされた。③小笠原欣幸会員から、学会賞の副賞として寄付(15万円)のお申し出をいただいたことが報告された。

(2) 山﨑会計財務担当理事
①会費納入状況について報告がなされた。②第11期第4回常任理事会以後の主な会計の動きについて報告がなされた。対外発信強化プロジェクトの一部として、台北駐日経済文化代表処から助成を受けた旨、報告された。

(3) 福田広報担当理事(川上理事による代理報告)
今井幹事からのHP業務の引き継ぎに関する報告が行われた。

(4) 大東ニュースレター担当理事
ニュースレター40号の編集状況について報告がなされた。

(5)上水流編集委員長
『日本台湾学会報』(第23号)の投稿状況について報告がなされた。

(6)冨田企画委員長
 第23回学術大会の応募、審査状況について報告がなされた。

(7)菅野国際交流担当理事
①対外発信強化プロジェクトの一環として、台湾研究の国際誌に学会賞受賞作を推薦し、掲載する件について報告がなされた。②グローバル台湾研究サロンの開催について報告された。

(8)洪文献目録担当理事
「戦後日本における台湾関係文献目録」について報告がなされた。2020年12月6日現在の総レコード数は18,499件。

(9)松岡定例研究会担当理事(松田理事長による代理報告)
第147回定例研究会として、IJTS等との共催で英語セミナー(The Impact of the COVID-19 Crisis on Taiwan’s External Relations: Views from Japan)を行ったこと、オンラインでの定例研究会開催に向けて準備をしていることが報告された。

3. その他

議題
1. 第23回学術大会について
(1) 分科会企画・自由論題報告について(冨田企画委員長)
分科会企画2件、自由論題報告2件の応募があり、すべて採用された。審査者を2名から1名に変更したことに関連し、必要に応じて2人目の審査者に依頼をすることも検討すべきことが確認された。報告者の会員資格要件についての確認が行われた。

(2) 会場校の準備状況および大会予算案について(やまだ第23回学術大会実行委員長)
① 第23回学術大会については、5月29-30日に名古屋市立大学での開催を予定していた、いまだ不透明なコロナ禍の状況を踏まえ、5月の実地開催の目途が立ちにくいことから、名古屋で開催することの意義に鑑み、名古屋市立大学での開催を1年延期して2022年(第24回学術大会)とする。第23回学術大会については全面オンライン開催とする。実行委員長は松田理事長が兼務する。②第23回大会のシンポジウムについては、山﨑理事が中心となり、検討を進める。

2. 日本台湾学会賞検討ワーキンググループによる検討報告結果について(三澤理事)
学会賞検討ワーキンググループ(代表:山口守)による検討結果をもとに議論が行われたが、結論には至らなかった。常任理事会終了後、三澤理事が討議結果を4つの案に整理し、12月11日を締め切りとする持ち回り審議により、常任理事会としての素案が決定された。次回の常任理事会で詳細を確認し、常任理事会案を決定する。

3. IJTS誌との連携協力について(菅野理事・上水流理事)
 IJTS誌からの書評および書評論文推薦に関する協力依頼については、学会報編集委員会の協力を得ることとなった。

4. 会員の入退会、シニア会員への移行について(川上理事)
入会1件、シニア申請1件を承認した。

5. その他
①  赤松理事より、学会ロゴの作成について情報提供された。国際交流の機会の増加、学会活動のオンライン化に伴い、学会としてのロゴ作成の必要性が高まっていることから、2021年度の予算案にロゴの作成費を計上する。②北波理事より、12月19日(土)に関西部会大会が開催されるとの情報共有があった。

以上


【第11期常任理事会第6回会議議事録】(抄)
日時   2021年3月7日(日)13:00-18:00
場所   オンライン開催(Webex)
出席   松田康博(兼第23回大会実行委員長)、北波道子(副理事長)、赤松美和子、家永真幸、大東和重、上水流久彦、川上桃子、洪郁如、冨田哲、三澤真美恵、山﨑直也(以上、常任理事)
欠席   菅野敦志(委任状)
主宰   松田康博理事長
書記   明田川聡士

報告
1.理事長・事務局
(1)松田理事長
特になし。

(2)川上総務担当理事
第12期理事会選挙への対応について報告がなされた。

2.各業務担当
(1)川上総務担当理事 (①理事選挙結果について  ②学会賞選考について)
①第12期理事会選挙結果について報告がなされた。
②学会賞選考委員会による第11回日本台湾学会賞の選考結果について報告がなされた。

(2)山﨑会計財務担当理事
配付資料にもとづき、第11期第5回常任理事会(2020年12月6日)後の主な支払いについて報告がなされた。

(3)福田広報担当理事(川上常任理事による代理報告)
配布資料にもとづき、学会ホームページ、学会ブログ、メーリングリスト登録状況、サーバーの契約更新等の運用状況について報告がなされた。

(4)大東ニュースレター担当理事
「ニュースレター」(第40号、2021年4月発行予定)の編集状況について報告がなされた。ニュースレターは、現在第40号を編集中であり、特集は「台湾の変化を感じたとき」とした。依頼していた原稿はほぼ届き、まもなく著者校正が始まる予定である。発行は4月上旬、配信は3月末を予定している。

(5)上水流編集委員長
『学会報』(第23号、2021年6月発行予定)の編集状況について報告がなされた。例年通り6月中の発行に向けて準備を行っている。

(6)冨田企画委員長
配布資料にもとづき、学術大会(第23回、2021年5月開催予定)の準備状況について報告がなされた。

(7)菅野国際交流担当理事(川上常任理事による代理報告)
配布資料にもとづき、対外発信強化プロジェクトおよびIJTS(International Journal of Taiwan Studies)誌との連携協力について報告がなされた。

(8)洪文献目録担当理事
「戦後日本における台湾関係文献目録」について報告がなされた。2021年3月7日現在の総レコード数は、全件18,499件、2019年12月以来日本台湾交流協会ホームページでの更新はない。2020年10月~2021年3月分の文献目録については、2021年3月末に送付予定である。

(9)定例研究会担当幹事
関東(川上常任理事による代理報告)、関西(北波副理事長による代理報告)、台北(冨田常任理事による代理報告)での定例研究会について報告がなされた。

3.その他
 (1)上水流常任理事
IJTS誌への英語書評について報告がなされた。英語書評については編集委員会で選定し、依頼を行った。その費用については、翻訳代にあてる場合は1万円を上限、校閲の場合は1万円前後ということで常任理事会の了承をメール審議で得ている。

議題
1.第23回学術大会について
(1)準備状況について(松田実行委員長、冨田企画委員長、山﨑実行委員、赤松実行委員) 
配布資料にもとづき、実行委員会および企画委員会より大会準備状況について確認がなされた。審議の結果、承認された。なお、オンライン開催ではあるが、報告者には集中して報告、参加して頂くために例年通り託児施設利用時の補助を行うことに決まった。

(2)大会予算案について(五十嵐実行委員:松田実行委員長による代理報告)
配布資料にもとづき、実行委員会より大会予算案について確認がなされた。審議の結果、承認された。

2. 日本台湾学会賞規定の改正案について(三澤常任理事)
配布資料にもとづき、日本台湾学会賞の規定等に関する審議がなされた。審議の結果、日本台湾学会賞の改訂にあわせて、日本台湾学会学術賞(新規)、日本台湾学会特別賞(新規)を設置することが承認された。

3. 賛助会員へのサービスについて(川上常任理事)
 配布資料にもとづき、賛助会員サービスの拡充案について審議がなされた。審議の結果、承認された。

4. 「戦後台湾関係目録」の廃止について(洪常任理事)
 配布資料にもとづき、「戦後台湾関係目録」の廃止について審議がなされた。審議の結果、継続審議となった。

5. 会員の入退会、シニア会員への移行について(川上常任理事)
 特になし。

6. その他
 (1)理事会日程について
 理事会は2021年5月22日(土曜日)日本時間10時よりWebexで開催することに決まった。

 (2)会費のクレジットカード決済について
 年会費や大会参加費の徴収に際し、クレジットカード決済を導入してはどうかという意見が出された。

 (3)オンラインストレージの導入について
情報共有、アーカイブのためにオンラインストレージを導入してはどうかという意見が出された。

以上